子育てアドバイザーの河西です。お子さんがおもちゃを散らかして片付けてくれない、またおもちゃを出しすぎてしまう。そんな悩みはありませんか?今日はそんなお悩みに応えます。
おもちゃに飽きると散らかしはじめる
まず、お子さんにおもちゃを与え過ぎていませんか?おもちゃというのは、お子さんを教育する物の一つです。保育園や幼稚園でも、教材の一つとして使われているのを知っていますか?子どもにこの考え方を理解させることにより、おもちゃに対しての意識が変わります。確かに、お子さんが自分の欲を満たすために欲しがる物もありますよね。しかし、子どもは欲を満たしてしまうと、そのおもちゃに対しての魅力が少しずつ減っていき、最後には飽きてしまう現象が起きてしまいます。これが散らかすに繋がるのです。
季節によっておもちゃを入れ替えましょう!
では、どうしたら飽きずに遊べるか?それは季節ごと洋服を入れ替える衣替えと一緒で「おもちゃ替え」をするのです。子どもは日々、成長しています。それは遊びにも反映されていて、おもちゃの使い方や遊び方が、買った当初と変わるのはこのことからも言えます。また、飽きてしまったおもちゃは一旦しまうことにより、子どもの意識から消えてしまうので、再度出した時にまた楽しめるという利点もあります。
年齢に合わせたおもちゃ選びをしましょう
おもちゃが教材であるとお話しさせていただきましたが、ご自宅にあるお子さんのおもちゃは年齢にあった物でしょうか?おもちゃというのは対象年齢が必ず表示されています。この表示に合わない年齢で買ってしまうとどう遊んだらよいか子ども自身が分からず、飽きてしまうことも。自分のお子さんが何に興味をもっているのかを把握することも大切です。また、繋がりで遊べるタイプの物(例えば、1歳児では食べ物系のおもちゃ。2歳児でお皿や調理グッズ、幼児クラスでは台所周りの物など…)を選ぶと経済的にも良いですね。
たかがおもちゃ、されどおもちゃです。おもちゃはお子さんの成長に合わせて提供していくと、とても心強い教材になります。是非、お子さんと考えながら選んでいってくださいね。
PHOTO/KIDASAYO