
今や一年を通して気を付けなければならないのが食中毒。しっかり火を通し、消費期限や保管する方法に気を配るだけでなく、最も注意すべき点があることを、ご存知ですか?
家庭での食中毒を予防するために、調理方法や、調理後の保管に気を配っている人は多いことでしょう。でも、そこまでしているのであればあと一歩。買い物をする時から、食中毒予防のために気配りをすべきなんです!
まずは、消費期限の確認。これは多くの人がしていることだと思いますが、同時に見てほしいのが加工した期日。たとえ消費期限がまだ数日あったとしても、加工されてから日にちが経ってる場合は、購入する際に状態をよく確認しましょう。
また、肉や魚などの生鮮食品を選ぶのは、その他の食品(常温保存できるもの)や、日用品を選んでから、つまり、あとはレジに並ぶだけ……という状態になってから選ぶようにしましょう。多くのスーパーでは野菜→魚→肉→その他の食材→生活雑貨というように並んでいますが、これを逆から回るようにすればOKです。冷凍食品も生鮮食品同様に、最後の最後に購入するようにしましょう。
ゴミになるから……と、肉なら肉、魚なら魚というように、食材を同じビニール袋に詰め込む人も多いようですが、できるだけひとつひとつにビニール袋を使いましょう。これは、すでに菌を持っていた場合、他の食材に感染することを防ぐための予防対策。持ち帰る際も、肉・魚・冷凍食品用のエコバッグと、野菜・常温食材用のエコバッグに分け、肉・魚用のバッグには、あらかじめ家で凍らせておいた保冷材を入れておくようにしましょう。
持ち帰った食材は、なるはやで冷蔵庫へ!
家に戻ったら、できるだけ早く冷蔵庫・冷凍庫へ。着替えをして、メイクを落としてから……なんて感じで時間をかけてしまうと、食中毒への危険度が高まってしまいます。冷蔵庫は10度以下、冷凍庫はマイナス15度以下に保つことも、危険を減らす大切なお約束。冷蔵庫にギッシリと食材を詰めてしまうと冷えが悪くなってしまうので、まとめ買いはなるべく避け、夏場の間だけでもコマメにスーパーに行くようにしましょう。
食中毒を防ぐための詳細記事は、政府広報オンラインで確認できます。家族の健康を守るために、正しい知識を取り入れるために、ぜひ、読んでみてください!
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