本当はもっと子どもに料理のことをいろいろ教えてあげたい。でも、時間に追われる毎日でなかなか余裕がないですよね。
そこで今回は、調理のプロがおうちや公民館など希望した場所に来て教えてくれる、出張料理教室「もぐもぐ子ども調理室」をご紹介します。
「もぐもぐ子ども調理室」は、年少から小学生までの子どもが3人集まれば、自宅はもちろん、レンタルスペースなどキッチンのある場所ならどこでも、先生が必要な道具と材料を持って来てくれます。
出張は東京・小金井市を中心とした武蔵野、多摩エリアですが、23区内や川崎、横浜といった地域も相談にのってくれるそうです。コースは体験コース(1回 ¥3,500【税込み】)と、「おやつ」、「朝和食」、「パーティー料理」など6回1セットのコース(コックコートとコック帽のプレゼント付き ¥23,000【税込み】)があります。
ママと離れて1時間半、旬の素材を学ぶところから、役割分担して盛りつけまで力を合わせ、子どもたちだけで調理に集中します。最後はママと合流してお楽しみの試食会!ふだん食べられないものも自分で作ると不思議と食べられちゃうそうです♪
コックコートは可愛いだけじゃない!
料理を教えてくれるのは、レストランなどの現場経験があり、調理師学校の講師も務めていた潮田彩さん。仕事を通じて、幼少期から調理を体験する大切さを感じていました。その後、ご自身がママになって、忙しい毎日の中で、家庭で子どもに料理を教えることの大変さを痛感したことが、この出張料理教室を始めるきっかけになったそうです。
レッスンでは全員コックコートを着ますが、そこには可愛い見た目だけじゃないこだわりが。「まずは憧れのコックコートで気分を上げてもらいます。意外と着るのが難しいコックコートを自分で着ると、気持ちが切り替わり、調理に集中することができます」。また大事な安全対策だけでなく、白で汚れが目立つので、その汚れ具合で自分の調理する時のクセに気付くというように、コックコートにはいろんな意味合いがあるそうです。
「上手く切れない、焦げたといった失敗がとてもよい経験になるので、そうした体験もどんどんしてほしいですね」とも話す潮田さん。
ウチだとついイライラしてしまいそうな失敗も、楽しく挑戦できそうですよね。
夏休みには小金井市内で、一人からでも参加出来る特別ワークショップを開催予定とのこと。ぜひサイトでチェックしてみてください。