
栄養価の高い野菜として知られているゴーヤ。数年前からのエコブームでゴーヤカーテンが注目されたこともあり、今や沖縄料理だけのものではなく身近な存在になりつつあります。しかし「ゴーヤチャンプルーくらいしかメニューが思いつかない!」という声もちらほら。
そこで今回は手軽に作れるゴーヤのレシピを2つ紹介したいと思います。
ゴーヤは100g17kcalと低カロリーなのに栄養価がとても高く、なかでもビタミンCが豊富に含まれています。1本あたりに含まれるビタミンCの量はなんとトマト1個の約5倍!ビタミンCといえば真っ先に浮かぶのがレモンですよね。そんなレモン1つ分の果汁より多く含まれているんです。
加熱によって破壊されやすいビタミンCですが、ゴーヤのビタミンCは野菜の中で唯一加熱に強く、熱を通しても壊れにくいという素晴らしい特性を持っています。ビタミンCはシミの予防や老化を防ぐ効果があるので、紫外線などによって疲れている夏の肌にとても良い食材です。
また、ゴーヤの苦み成分には血糖値を下げたり消化を助ける効果もあるので、美容だけでなく体にもいいことずくめなんです。
おすすめレシピ①ゴーヤのナムル

①ゴーヤ1本をよく洗い、両端を少し切り落として縦半分に切る。中の種とワタをスプーンなどでこそげ取る。
②薄く切り、苦味を抑えたい人は少量の塩でもんで5分ほど放置。
③ゴーヤをさっと茹で水気を切り、ごま油大さじ1と1/2、鶏がらスープの素小さじ1、醤油大さじ1/2、塩少々、お好みですりごまや揚げ玉を混ぜ合わせた調味料と和えて盛り付け、最後にかつお節を乗せれば完成!
おすすめレシピ②ゴーヤとツナのチーズ炒め

①ナムルのレシピ①②と同様にゴーヤの下処理をする。こちらも使うゴーヤは1本です。
②熱したフライパンにオリーブオイルを引きゴーヤとツナ1缶を炒める。しんなりしてきたら醤油を回しかけ、塩コショウで味をととのえる。
③とろけるチーズをお好みの量入れて炒めながら全体に絡ませ、仕上げに粗びきコショウを振れば出来上がり!
夏にかけて安く手に入るゴーヤは豊富な栄養が摂れるのにお財布に優しいとてもお得な食材です。
夕飯の一品にもお酒のおつまみにもOKなゴーヤメニュー、是非お試しあれ♪