
今日はふんわり前髪でキメたいのに、どうしてもぺちゃんこになってしまう。しっとり艶のあるヘアに仕上げたいのに、パサパサと広がってしまう……そうした髪の悩みを抱えているアナタ。もしかして……間違ったトリートメントを行っていませんか?
あなたは、トリートメントをいつ行っていますか?
シャンプーで髪を洗った後、リンスやコンディショナーを行ってからトリートメント剤を使用する人が多いようですが、これではせっかくのトリートメント効果を発揮できずに終わってしまいます。
<洗髪~ドライまでの正しい順番>
1 ぬるま湯で、髪や地肌の汚れを洗い流す
2 良く泡立てたシャンプーを髪に付け、全体を洗い、丁寧に流す
3 トリートメント剤を塗り、しばし時間を置いて浸透させてから丁寧に洗い流す
4 リンスかコンディショナーを全体にまわし、軽くすすぐ
*地肌にはなるべく液を付けないようにする
5 髪の毛をできるだけこすらないように水分を拭き取る
6 洗い流さないタイプのトリートメントを、乾燥が気になる部分に伸ばす
7 ドライ&ブローで仕上げる
上記の順番にあるように、トリートメントはシャンプー後に行うのが正しかったんです!
リンスやコンディショナーは、髪の表面にのみ働き、手触りが良くなるよう仕上げる効果をもたらすもの。髪の内部に働きかけるトリートメントを先にしておかなければ、効果がないどころか、せっかくのリンス効果も失ってしまいます。
また、ドライ時にタオルで髪をゴシゴシこすってしまうと、せっかくリンスやコンディショナーで整えた髪の表面を荒れさせてしまいます。髪の水分を拭き取るときにはできるだけ優しく丁寧に。けしてタオルでこすらず、水分をたたきながら取るようにすると、傷みにくくなります。
トリートメントは、効果もしっかり見極めて
トリートメント自体には効果が様々にあり、「しっとりさせる」ことを目標としたものや、「ふんわり」させることを目標にしたものがあります。この選択を間違えてしまうと、最初に挙げた悩みが発生してしまいます。ちょっと面倒ではありますが、トリートメントは気分に合わせられるよう、しっとり用、ふわふわ用、ツヤ出し用……と数種類用意し、使い分けるようにしておくのがマストです。
洗い流さないトリートメントは、じわじわと効果が浸透する分、髪を保護する時間が長くなり、保護する効果が高くなります。エアコンによる乾燥や雨による湿気、両方が気になる今の季節は、こうした洗い流さないトリートメントをしっかり付け、髪を保護することを忘れずに。
きれいな髪は、高い女子力の証。
つややかで健康的な髪を手に入れて、レベルアップしちゃいましょう!
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