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家計管理の考え方が変わる!目からウロコのオススメ本

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家計簿をつけてもすぐ挫折してしまう、家計をどのように管理したらいいかわからない…。そんな方に参考にしていただきたいのが、林 總(はやし・あつむ)さんの『正しい家計管理』という本です。


まずは家族の「行動計画」ありき!
よく目にする家計管理の方法では、毎月の実績(使ったお金)をベースに家計を考えますが、この本で紹介されているのは「行動計画から考え、それを予算化する」という方法。大切なのは「予算を立てる」ということで、予算は「この1年、自分と家族が何をしたいか」という行動計画に沿って立てます。この予算の考え方が、私がこれまでに知っていた家計管理の方法と違い、目からウロコでした。

家計の予算を考えるということは、家族で大切にしたいこと、やりたいことは何かを考えるということ、つまり、家族にとって「価値があるもの・こと」を決めるということです。もちろん、自分一人では決められません。「あまり家計に関して、夫と話していないわ」という家庭は、まず「うちは何を大切にして、何にお金を使いたいのか」を夫婦で話し合ってみることをおすすめします。ちなみに我が家の場合、子どもに自然体験をたくさんさせたい=キャンプをたくさんしたいということで、子どもが小学校を卒業するまでは、キャンプや旅行に予算をさくことにしました。

「削る」ことを考えてもうまくいかない
家計を考える際多いのは、「いくら削れるか」(節約できるか)という考え方ですが、この本で紹介されているのは、「削る」ではなく、「ゼロから考える」という方法。これまで使っていたお金を減らすのは案外難しく、やっぱり無理だわ…と挫折することって多くありませんか?この本では、まずは生活に大ナタをふるい、お金がかからない生活を作り上げてしまいましょう、と書かれています。

我が家の場合、子どもにかかるお金は減らせないと考え、減らすなら親にかかるお金だということで、役に立っているかわからないサプリの定期購買をやめたり、複数かけていた保険を見直して解約したりしました。そして一番の大ナタは、私個人のクレジットカードを解約したこと!クレジットカードをバッサリと切り捨てたことで、私個人の支出(無駄遣いともいう)がかなり減りました。

家族の1年の方向性を決め、予算を立て行動する…。家族の楽しみを考えて予算を立てるので、家計管理が楽しくなってきます。また、とても現実的で気を引き締めてくれる良書です。家計管理にお悩みなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。

正しい家計管理 -
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