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子どもにとって身近なモノたちが主役のユニークな絵本3冊

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子どもが慣れ親しんでいる文房具が主役で、読み聞かせするママも、個性が光るキャラクターたちとそのネーミングに思わず笑ってしまうような、ユーモア溢れる3冊の絵本のご紹介です!
子育て中のママでもある作者・かとう まふみさんに、絵本の創作や魅力について伺ったエピソードもお伝えします。
まわし姿もかわいい「えんぴつのおすもう」
ある日、使い込まれたちっちゃな鉛筆が出てきて、その小さくなった鉛筆に思いを馳せ、絵にしたところから誕生したという「えんぴつのおすもう」。
それぞれに四股名のついた16本の鉛筆たちやはさみの“チョキチョキきょうだい”など、性格や特徴など細かく想像して描いたという文具たちがどれもユニーク!それぞれのキャラに合わせた決め技や取り組みシーンも細かく描かれていて、ページの隅々まで見て楽しめます。

えんぴつのおすもう [ かとうまふみ ] - 楽天ブックス
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チューブ糊キャラクターの「のりののりこさん」
ピンクの糊が可愛くて、“きっとこんな性格なんだろうなぁ”と想像して考えたキャラクターが、のりこさんだそうです。自信が持てず引っ込み思案なのりこさんは、色鉛筆たちのお絵描きや、はさみの“チョッキンふじん”と“マジックだんしゃく”の切り絵遊びが楽しそうで、仲間に入りたいけれど言い出せません。でも、そんなのりこさんが追いつめられて取った行動が、何とも可愛らしくて素敵なのです。切り絵やお絵描きのアートも見どころです。

のりののりこさん [ かとうまふみ ] - 楽天ブックス
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新品の気持ちに共感!?「けしゴムのゴムタとゴムゾー」
新しいけしゴムを使う時の気持ちを、けしゴム側から想像して描いたという「けしゴムのゴムタとゴムゾー」。
「ふふふ、どうだい? この きれいなあたま! するどいカド!どんな ちいさな かきまちがいだって いちころだぜ!」というくせに「おれさまは よごれるなんて ぜったい いやだね!」といって、鉛筆たちから総スカンをくらうゴムゾー。気のいいゴムタとのやりとりや、ゴムゾーの表情豊かな濃い顔とセリフ回しが絶妙で、読み聞かせも自然とリズミカルになり、子どもと一緒に笑ってしまう。そんな楽しい絵本です♪

けしゴムのゴムタとゴムゾー [ かとうまふみ ] - 楽天ブックス
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ママになって改めて感じる絵本の楽しさ
独身の頃から絵本作家として活躍してきたかとうさんですが、子どもが生まれてからは、息子さんが大笑いしたフレーズを作品に取り入れてみたり、その存在が創作の刺激になっているそうです。また読み聞かせをするようになって、返ってくる反応に発見があったりと、親子で絵本を読む楽しさを改めて感じるといいます。
11月刊行予定の「おならおばけ」(講談社)も、息子さんがふざけて発した一言から生まれたという作品です。お楽しみに!



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