子育て

イライラしちゃうママのためのアンガーマネージメント<後編>

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「怒り」を減らすために、自分の第一次感情を受け入れること、そしてそれを子どもに伝えることの大切さを<前編>で紹介しました。後編では、それでも怒りを抱えたときにどのようにコントロールしたらいいか、具体的なテクニックをアンガーマネジメントファシリテーター™の佐藤直子さんに伺いました。


イライラには、衝動、思考、行動のコントロールで立ち向かう
>即効性のある怒りのコントロール法ってあるのでしょうか?
一番手軽にできるのは6秒間をやり過ごすことです。人の感情のピークは6秒間というのを聞いたことはありませんか?ピークが過ぎれば少しでも良い選択ができる可能性が高まって、手をあげる、怒鳴ることを回避する「衝動のコントロール」ができます。

>頭でカウントすればいいですか?
はじめのうちは頭の中で数を数えるより、一部でもいいので体を動かすのがオススメです。体を使って何かをしている間は「待つ時間」だと思う癖をつけることが目的です。例えば手のひらや太ももに今起こっていることを書いたり、肩を動かしたりするのが効果的。また、タイムアウトと言って、その場をいったん離れてしまう行為も有効なんです。お子さんがまだ小さい場合は必ず安全を確保してから行動してくださいね。

>ほかに子育て中にできることはありますか?
子育て期間は長いので、ぜひゆっくりと日々トレーニングしてもらいたいのは2つの「コントロール」です。ひとつは「思考のコントロール」。これは、自分の「べき」は絶対ではないと知ることです。「兄弟は仲良くするべき」「パパは休みの日は率先して子どもと遊ぶべき」など…。この「べき」が裏切られたと感じる時に怒りやイライラは生まれてくるんですよ。「べき」に縛られず寛容な気持ちになれば、段々と穏やかに過ごせるようになります。もうひとつは「行動のコントロール」です。私たちは子どもや夫など身近な人ほど怒ればコントロールできると思いがちです。コントロール可能なこと、コントロール不可能なこと、さらに重要なこと、重要でないことを書き出して、コントロール可能で重要なことに注目して行動するようにしましょう。

他にもアンガーログ(怒りの記録)をつけて自分のイライラの傾向をつかんだり、手段に固執せず目的に焦点をあてることの重要性を教えていただきました。お話しの最後に「怒りの感情を弱いものにではなく、正しい相手に向ける勇気を持って欲しい」と語っていた佐藤さんの言葉が胸に残りました。

佐藤直子さんプロフィール
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会アンガーマネジメントファシリテーター™
NPO法人マドレボニータ認定産後セルフケアインストラクター



PHOTO/Fotolia




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