7歳と3歳の女の子のママであるフードコーディネーターの八木佳奈さんに、プライベートのクリスマスディナーの様子をみせてもらいました。メニューや盛りつけ、子どもとの楽しみ方など、取り入れたいアイディアがたくさん詰まっています。


「クリスマスにはローストチキンがこのところの定番です」と八木さん。下味に一晩漬けこんで、ガスオーブンで焼くローストチキンは、皮はパリパリで、なかはふっくらジュシー。当時2歳の下のお子さんには、食べやすいようにカットして盛りつけています。
つけあわせの野菜は、姉妹それぞれリース型とツリー型に。「茹でたブロッコリーにマヨネーズで缶詰のコーンを接着。リボンはにんじんをピーラーでむいて塩をふり、しんなりさせて形を作ります」
フィンガーフードはサンタさんとツリーに

ミニトマトをカットしてクリームチーズをはさみ、黒ごまで目をつけたサンタさん。ツリーは、ピーラーできゅうりをむき、ジャバラにして角切りのロースハムに星のピックで止めて作ります。ほかにもジャガイモのガレットや野菜たっぷりのコンソメスープ、パンやチーズが食卓を彩ります。
ケーキのデコレーションは子どもにおまかせ

飾り用のクッキーづくりは子どもたちも参加。特に型抜きは小さな子どもでも楽しくお手伝いできます。あらかじめ八木さんがナッペ(=スポンジにクリームを塗ること)しておいたケーキのデコレーションはお姉ちゃんが担当。「絞り袋いっぱいに生クリームを入れてあげたのに、仕上がりをイメージしてシンプルにデコレーションした長女にびっくり」。お姉ちゃんのセンスもあって、とてもキレイなクリスマスケーキが完成しました。
大人はおいしく、子どもは楽しい!家族でのんびりのクリスマスごはんにぴったりですね。ぜひ、今年のメニュー&デコレーションの参考にしてください!
八木佳奈さんプロフィール
フードコーディネーター、フードスタイリスト。近著は『魔法のパン』(主婦と生活社)、著書に『バムとケロのおいしい絵本』(文渓堂)、『赤ちゃん・子どものお祝いごとがわかる本』(朝日新聞出版)など。

魔法のパン -

バムとケロのおいしい絵本 -

イラスト・写真で見やすい 赤ちゃん・子どものお祝いごとがわかる本 -