
暮らしのなかで使った水が流れる下水道。毎日のようにお世話になっているけれど、ジャーっと流した後のお水って一体どこへ行くのだろう?そんな素朴な疑問から、下水道の役割、水環境まで学べる施設が「小平市ふれあい下水道館(東京・小平)」。なんと、実際に使用している下水道管内を自由に見学することができる日本で唯一の施設なんです!親子で地下の世界を覗きに行ってみませんか?

地下5階から地上2階までたっぷり楽しむことができるふれあい下水道館。地下2階展示室「くらしと下水道」では私たちの暮らしと下水道との関係を知ることができます。毎日使っていても目にすることのない下水道について、展示や模型、映像を使ってわかりやすく説明してくれるので、子どもも下水道の仕組みについてイメージしやすいのではないでしょうか。特に、写真と映像が重なって見えるマジックビジョンと呼ばれる技法を使った動画がおすすめ!江戸~現在の下水道の解説という難しいテーマを、ユニークな映像で紹介してくれるのでついつい引き込まれてしまうことでしょう。親子で楽しみながら学べそうですね。
本物の下水道管の中へ入ってみよう!
筆者いちばんのおすすめは、地下5階「ふれあい展示室」。なんと、実際に使用中の公共の下水道管内部を見学することができるんです!下水道管の中は、暗くて水の流れる音だけが聞こえる不思議な空間。そして、私達が生活で使用した水が流れていますので…とてもくさいです!そして、毎日当たり前のように使っている水はこうやって流れていくのかと衝撃を受けることでしょう。下水道管内の見学は、大人も子どもも忘れられない体験になることうけあいです。
他にも、下水道について学べるアニメーションを上映するコーナーや、生きた微生物を観察するコーナー、水に関する資料がそろったミニ図書館まで完備!しかも、入場は無料。定期的にワークショップやイベントも行っているので、気になる方は小平市公式ホームページでチェックしてから足を運んでくださいね。
PHOTO/小平市ふれあい下水道館