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スタイリングはお風呂後のドライヤー次第!? ショートヘアこそ髪の乾かし方に気をつけよう!

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「ロングヘアよりもショートヘアのほうが乾かすときに注意したほうがいいんです」と語るのは、東京・吉祥寺にあるサロン「Kiitos by Garland(キートス バイ ガーランド)」の店長、和久井克哉さん。今回はその理由と髪の最適な乾かし方を紹介します。


ショートヘアのスタイリングは髪の乾かし方がカギ!?
あなたの髪の長さはどのくらいですか?筆者はここ数年、ずっとショートヘア。ショート=ドライヤーがラク。というイメージもあり、乾かし方にとくに気をつけたことはありませんでした。ただ、冒頭にも書いたとおり、和久井さんによれば、実は髪が長いより短いほうが、より乾かし方が重要となるそう。そして、翌日のスタイリングに大きな影響を与えるのだとか。

もともと人間の髪がいちばんキレイに見えるのが、髪が起点(生えた部分)から放射状におりている(流れている)状態。ロングヘアの人は髪に重みがあるので、だいたいに乾かしても毛流れが大きく変わることが少ない一方、ショートヘアの人は、毛流れへの影響がダイレクトに出てしまうのだそう。なので、乾かしかたを間違えると、ハネたり、ハチまわりなど意図しないところにボリュームが出ちゃったりするんですね。

実践編。いざ、髪を乾かしましょう!
さて、ではどう乾かせばよいのか?下記のステップに沿ってトライしてみてください。

①タオルドライをしっかり。タオルで髪を激しくゴシゴシするのはNG。ポンポンと水分をタオルにふくませる要領で手を動かす。
②髪が束になってくっついていると乾かしにくいので、手グシなどで、できるだけ一本一本をバラバラにする。
③ドライヤーを持ち、頭を下げて、前かがみになる。
④つむじから髪を放射状におろしていくイメージで、ドライヤーを後ろから前に向かってあてる。
⑤毛先は乾きやすく、根元が乾きにくいので、根元を中心に風をあてていく。
⑥襟足は髪が多く、乾きにくいので、とくに重点的に。

もともと前から後ろにドライヤーを向けるほうが腕も大きくあげずに乾かすことができるので、前から後ろでやっていたという人も多いかもしれませんね。しかし、つむじは後頭部にあるので、髪の起点は後ろ側。そこからキレイに髪を放射状におろしていくためには、やはり後ろ側から前に向かってあてるのが正解。また、根元から重点的に乾かすと、根元が乾いたころには毛先も乾いているので、時間の短縮になりますし、襟足はしっかりと乾かすことで、翌日、髪がはねにくくなります。実際に筆者がやってみたところ、いつもは膨らんでボリュームの出やすい髪がストンとキレイにまとまりました!なぜ今までこうして乾かさなかったのだろう…。そう思えるくらいの仕上がりでした。

さて、今回はショートヘアのドライヤーの重要性をお伝えしましたが、毛流れがよくなるので、ロングヘアも同じ方法で乾かすのがおすすめですよ。ぜひ、今夜にでもこの手順で髪を乾かしてみてくださいね!

担当:和久井克哉さん/トップデザイナー
髪質や骨格に合わせた、再現性の高いヘアを提案してくれる美容師さん。雑誌などのメディアでも大人気。髪の健康に関する知識も豊富なので、お悩みがある人はぜひ相談を!

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Kiitos by Garland(キートス バイ ガーランド)
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-22-7
TEL:0422・27・2163
営業時間:平日11:00~20:00 土曜日10:00~20:00 日・祝 10:00~19:00
定休日:月曜日 

PHOTO/Fotolia

江原めぐみ


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