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美容師直伝!35歳からのブラッシングは「逆さま」が決め手!!

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ママの皆さん、ブラッシングしてますか?「忙しくってそれどころじゃない…」という人も多いと思いますが、30代も半ばを過ぎると、肌同様に頭皮もたるんでくるんだとか。そこで人気美容師さんに教わった、頭皮たるみを防ぐブラッシング方法をシェアします!


美容師さんに“お願い”されたブラッシング方法

教えてくれたのは表参道にあるヘアサロン「ANTI」のKAORIさん。雑誌やミュージシャンのヘアメイクなどでも活躍する人気美容師です。


そんなKAORIさんにカットをしていただいたときのこと。「最近、皆さんにお願いしていることがあるんです」と切り出すKAORIさん。記者が「えっ何ですか?」と構えると「髪を乾かす前にブラッシングして欲しいんです、下から」と言うではありませんか。ここで気になるポイントは2つ。まず濡れた状態で?ということと、さらになぜ下から?ということです。

KAORIさんによると、下からブラッシングする大きな目的は毛穴のストレッチ。実は毛穴は加齢と共にたるんでくるんだそう。そこに髪の重さも加わるため、普通に乾かすとペタンとしてしまうんですね。そこへ下からブラッシングすることで、髪の根元をふんわり立ち上げることができるのだとか。

また毛穴のストレッチには凝り固まった頭皮をやわらかくしたり、血流を良くする効果も。肩こりや頭痛の改善や、健康な髪が生えるベース作りにも一役買ってくれます。

さらに濡れた状態で行うのは、乾かす後よりも立ち上がりのクセがつきやすいから。つむじ周りなどは、下からだけでなくいろんな方向からブラッシングすると、さらにふんわり仕上がるそう。ただ「濡れた状態は髪が痛みやすいので、ヘアオイルなどで保護してから行って下さい」とのこと。

さっそく実践してみました!

ということで記者も翌日から「逆さま」ブラッシングを実施。洗髪、タオルドライ後にヘアオイルを全体に薄く塗布し、フロントからブラッシング開始です。

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前髪を後ろになでつけるようにブラッシングします。

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さらにサイドから上にかき上げるようにブラッシング。これが、思った以上に引き上がっている感じがして気持ち良い!

同様にバックも下からブラッシングした後、全体を落ち着かせてからドライヤーをかけます。すると確かにペタンとなりがちなトップに自然な立ち上がりが生まれ、さらに長時間キープできました。記者は朝に洗髪することが多いのですが、ブラッシングの適度な刺激のおかげで眠気もスッキリ、しゃんとした気分になれるのもメリットだと感じました。

マッサージブラシはクッションタイプで先が球体になった竹・木製タイプが、必要以上の刺激を与えず切れ毛にもなりにくいのでおすすめとのこと。ドライ前の1ステップとして手軽に取り入れられる「逆さま」ブラッシング。是非試してみて下さいね。




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