若いころは毎年スノーボードをやりに雪山に行っていましたが、子どもができてからはすっかりご無沙汰に…。しかし息子が4歳になり、そろそろウィンタースポーツをやらせてみるのも良いかなと思うようになりました。そして、息子のスキーデビューの地に選んだのが、「エンゼルグランディア越後湯沢」でした。
数年ぶりにゲレンデに行くことにした筆者ですが、4歳と0歳の子ども2人を連れて行くとなると、これまでとは行き先の選び方が違います。とにかくファミリー向けのホテル&ゲレンデであることが最優先事項!口コミの評判を調べに調べ、「エンゼルグランディア越後中里」というホテルを選びました。ホテルの目の前がゲレンデで、しかも、子育て応援ホテルとしてファミリー向けの宿泊プランがあったのが大きなポイントでした。
「エンゼルグランディア越後中里」へは、東京から越後湯沢まで新幹線で約80分。駅からホテルまでは無料のシャトルバスで約15分。大きな荷物を前もって送ってしまえば、手ぶら同然で行けますし、そこまで遠くないという印象です。
当日、ホテルに着いて驚いたのは、お客さんのほとんどがファミリーだったことです!右を見ても左を見ても、小さな子どもを連れたパパママばかり。子どもが多少泣いたり騒いだりしても、お互い様という目で見てもらえるだろうという安心感がありほっとしました。ホテル内にはキッズルームもあり、おもちゃで遊んだり、DVDを見たりできるようになっていました。また、1歳以上を対象にした託児所も。これならパパとママがスキーやスノーボードを楽しんでいる間、子どもたちも飽きずに遊びながら待っていられます。
もちろん、雪遊びをしたい子どもたち向けのエリアも大充実。ホテルから出てすぐのところにある「ゆきゆきランド」は、そりをしたり、雪遊びをしたりできます。また、宿泊者限定のお得なスキースクールもあり、長男は初めてのスキーレッスンに参加しました。なんとラッキーなことにその日の参加者が1人だったため、マンツーマンのレッスンに!息子は優しいお姉さんインストラクター(保育士資格も持つ方が講師なんだそう!)に褒められながら教えてもらい、スキーを楽しんでいたので、初回としては上々の滑り出しだったと思います。ちなみに、トップ画像の奥の建物がホテル、左のオレンジのネットのあたりが「ゆきゆきランド」、手前の赤いウェアを着ているのがスキーレッスン中の長男です。
ゲレンデが目の前なので遊び疲れてもすぐお部屋に戻ってのんびりできますし、ホテルには温泉の露天風呂や大浴場もあるのでゆっくり温泉に入って疲れを癒やすこともできます。夕食や朝食の食事会場には、ベビー用の離乳食や、小さな子どもが好きそうなメニューが揃うキッズコーナーもあり、子どもたちは大満足。親たちも南魚沼産コシヒカリのご飯やカニの食べ放題に舌鼓をうちました。
筆者が利用したのは2016年の2月でしたが、その年の7月にファミリー向けコンセプトルームがオープンし、ベビーやキッズが安心・安全に過ごせる72平米のデザイナーズルームも加わったそう(次回行くときはぜひそこに泊まってみたい!)。目の前のゲレンデは、バリバリ滑りたい方には少し物足りないかもしれませんが、子ども目線で選ぶなら、このホテルはかなりおすすめです!