
まずは、私の体験談から。
ある火曜日の日中のこと。0歳8ヶ月の子どもの顔にちょっとした湿疹が出始め、様子を見て受診しなければ……と思っているうちに、夕方から夜にかけてとても痒そうにしています。これは明日の朝一番で皮膚科を受診しなければ!と早速近隣の皮膚科を調べてみたところ、なぜか我が家の周辺の皮膚科は、水曜日は軒並み休診日……。とても木曜日まで待てない!ということで、翌朝、電車に乗って少し遠くの総合病院の皮膚科に行って受診をしたことがあります。ところが、最近通りかかったところに皮膚科があるではありませんか。事前にちゃんと調べておけば、発病した日の夕方でも次の日の水曜でも行けたのに……と時間をロスしたことを後悔し、子どもの病院リストを作ろう、と心に決めたのでした。
子どもは急に体調を崩してしまうもの。かかりつけの小児科があるというママは多いかとは思いますが、専門的に診てもらいたい場合のために、耳鼻科、皮膚科、眼科、歯科などの主要な科をあらってチェックしておきましょう。なるべく家から近いところで2院ずつくらいピックアップできると安心です。赤ちゃんや小さな子どもを診てくれるか、評判はどうか、などネットや電話で調べつつリストをつくっていきます。
肝心なのは、気持ちに余裕があるときに調べるということ。子どもの体調が悪くなって焦って調べるよりも、落ち着いてチェックすることができます。園や近所のママ友達にどこで受診をさせているかを聞いてみるのもいい方法です。
休診日、診療時間、場所
休診日はもちろん、診療時間は必ずおさえておく必要があります。午前中はやっていても午後は休み……という曜日がある病院も多いです。だいたいの場所を把握しておくと同時に、住所と電話番号も必ず記載しておきましょう。
冷蔵庫や手帳など見やすい場所に
リストが完成したら、冷蔵庫などの家族が誰でも見やすい場所にプリントアウトして貼っておきましょう。さらに、出先でも確認できるように手帳や財布などにも1枚しのばせておくと安心です。また、リストをデータ化してスマホのメモ帳などにキープしておくと、住所からそのまま地図を呼び出せたり、電話番号からすぐ電話できたり、となにかと便利です。
子どもが体調を崩してしまってから慌てて探すよりも、いざというときのために下調べ。そうすることで、日頃の安心感にもつながりますよ。
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