子育て

至難のトイトレ…育児書より大切なのは子どものやる気を引き出す事だった!

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現在、幼稚園年中組の息子は、トイトレに時間がかかり、一生オムツのままかと思うほど心配しました。今では懐かしい思い出ですが、今まさに渦中のママたちにとっては、大きな悩みですよね。そんなうちの人一倍遅かった息子の奮闘記を紹介します。


オシッコの間隔が空いてないのにパンツをはかせてもトイトレにはならない
0歳児から保育所に通っていた息子は、園の方針で、1歳半頃から昼間はトレーニングパンツを履いて過ごし、「オシッコでパンツが濡れて気持ち悪い感覚」を早くから体験させられていました。それなのに、息子は濡れたパンツを履いたままでもほとんど自分からパンツを変えたいと言いませんでした。

自己申告しないと、大人が気付くまで濡れたパンツを履いているので、股間が濡れた状態でいることに余計に慣れてしまったのです。

息子はまだオシッコの間隔が空いていない時期にも関わらず、早いうちからパンツを履いていたことで、余計にトイトレを長引かせてしまったのではないかと思っています。

育児書通りの対応よりも子どもの性格に合わせたやり方が大切
3歳半になってもまだ続いていたトイトレ生活。育児書には「子どもがやる気になるまで気長に待ってあげること。失敗しても決して怒らないように」と書かれているものの、周りのお友達は既にパンツの子ばかり。さすがに焦っていました。

この頃には、膀胱の機能は充分に発達しているはずなのに、息子が自発的にトイレに行こうとしない事でお漏らしを繰り返すようになっていました。

失敗しても怒ってはいけないと、ぐっとこらえていましたが、当然のように失敗し恥じない息子の態度についに爆発。汚れたパンツを息子に持たせて、これを毎日何枚洗っているかを話し、「これから失敗したら自分で洗ってね」と言いました。

最初は、パンツを自分で洗う事に戸惑っていた息子でしたが、汚れる度に自分で洗わなければならない面倒さに嫌気がさしたのか、それからしばらくして、あっさりとトイレにいくようになったのです。
これには私も拍子抜け!結局はトイレにいかないと、面倒なことが自分に返ってくることが彼の中では一番効いたようです。

子どもにもそれぞれ個性があり、性格も違います。人の方法が自分の子に通用するとは限らず、「決して怒るな」を守るよりも、子どもによっては、時には厳しく言って聞かせることもアリだと感じた体験でした。大切なのは子どもをいかに実践的にやる気にさせられるか。ぜひ、これからトイトレを実践する人たちにも我が子なりのやり方を見つけて頑張ってほしいと思います。

PHOTO/Fotolia



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