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整骨のプロに聞く!ぎっくり腰のセルフケア

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子どもを抱っこしようとしたときに。お米を研ごうとしたときに。床に落ちているゴミを拾おうとしたときに――何気ない日常生活の中に訪れる、恐怖のぎっくり腰。軽い症状であれば「イテテテテ」で済むけれど、症状がひどいときは、病院に行くこともできず、寝ることもできないほどの激痛に長時間、泣きそうになりながら耐えるだけ……なんてこともありますよね!
そこで、整骨のプロから、自宅で出来るぎっくり腰のケア方法を伝授!ぎっくり腰になってしまったら、病院に行けるようになるまで、このセルフケアを試してみましょう。


最初が重要!その症状、本当にぎっくり腰ですか?
ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛症」という症状のことを言います。予兆もなく、突然腰のまわりに痛みが走るのが特徴で、ぎっくり腰には、大きくわけて3つの要因があります。
まずひとつめは【椎間板の損傷】です。骨と骨との間にあり、クッションの役目を果たしている椎間板が衝撃で断裂してはみだし、神経を圧迫するために、激痛が走ります。加齢によって起こりやすくなります。
ふたつめは【腰部椎間板症】。椎間板のクッション機能が衰え、周囲の筋肉や関節が傷むことで起こります。前かがみの姿勢になったり、身体をねじったときに痛みが起こることが多いのが特徴です。
3つめは【腰椎圧迫骨折】。これは、転んだり、腰を強くひねったときに痛みが出ます。老化による骨粗しょう症や、妊娠中で骨がもろくなっているときに起りやすいとされています。

症状により、セルフケア方法は大きく変わりますが、今回は、病院に行ける程度まで、なるべく早く痛みをとることができる、ケア方法を教えていただきました。

最初の30分が肝心!
ぎっくり腰になってしまったら、できるだけ安静にすることが必要です。ただ、むやみに寝ていればいいというものではありません。寝るときは、できるだけ痛みが少ない体勢を探し、その体勢のまま休むようにしましょう(立ったり座ったりしているほうがラクな場合は、無理に寝ることはありません)。
このとき、腰のまわりを30分ほど、氷嚢で冷やします。ぎっくり腰の場合、体内で急激に起きた炎症が痛みとして出るので、まずはこの炎症を抑えなければなりません。氷嚢はフレキシブルに変形するので患部に当てやすいためオススメですが、氷嚢が無い場合は保冷剤をタオルでくるみ、患部に当てるようにしてください。身体を横向きにしているほうがラクなときは、壁と身体のすき間に氷嚢を入れて冷やすとイイカンジになります。
*冷やしていてもまったくラクにならず、痛みがひどくなる場合は、炎症が原因の痛みではない可能性があるので、すぐに病院へ!

30分経ったら、温めて血行を回復!
冷やしていると気持ちはいいのですが、そのまま冷やし続けてしまうと筋肉が凝り固まってしまい、回復が遅れてしまいます。なので、30分ほどで冷やすのはSTOPしましょう。氷嚢をはずしたら、布団やバスタオルなどを腰に巻き、今度は患部をじんわりと、ゆっくりと血行を回復するように温めます。しばらくしたら身体を動かしてみて、身体がある程度動かせるようであれば起き上がり、腰に負担をかけないように身体を動かしましょう。ある程度ガマンをすれば病院に行ける……というのであれば、すみやかに受診し、痛み止めや湿布を処方してもらうのが得策です。昨今のぎっくり腰用の痛み止めはとてもよく効きますよ!

なぜ起こるのか、原因の解明はまだまだ進んでいないぎっくり腰。冷やす・温めるの温度コントロールを上手に行って、できるだけ症状を軽くしていきましょう!
PHOTO/Fotolia



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