
いちご狩りシーズン真っ只中!実は、東京都内でもいちご狩りを楽しめるスポットがあるのをご存知ですか?今回ご紹介する「いちご熟」は、東京・世田谷区にある農園。時間のあるとき気軽にサクッと行ける距離なのでおすすめですよ。
東京・世田谷区でいちご狩りを行っているのが、「世田谷いちご熟」です。場所は、東急大井町線・上野毛駅から徒歩10分。小田急線・千歳船橋駅や東急東横線&目黒線・田園調布駅からも近くを通るバスが出ているので、アクセスしやすいと思います。最寄駅やバス停からテクテク歩いていくと、閑静な住宅街の中に突然ビニールハウス群が現れます。“こんなところにいちご農園が!?”と驚くこと間違いナシですよ(かくいう筆者も近くに住んでいながら、つい最近までいちご農園の存在を知りませんでした…)。
「世田谷いちご熟」は、世田谷区では初となる、高設栽培システムを導入している衛生的ないちご農園。ちょうど子どもの顔の高さにいちごがあり、取りやすいのも魅力的。また、虫や病気のでにくい環境を作り、化学農薬を極力減らした栽培に取り組んでいるというのも、子連れママたちには安心のポイントです。ちなみに扱っているいちごは、みずみずしく上品な甘さが特徴の「章姫(あきひめ)」と、甘みと酸味のバランスが良いとされる「紅ほっぺ」です。
ねらい目は休園空けの水曜日!
こちらの農園のいちご狩りは、食べ放題と摘み取りの2択。食べ放題は、大人2,000円【税込み】、子ども(2歳以上)1,700円【税込み】で30分食べ放題。摘み取りは、空のパックをもって自由にいちごを摘み取り、最後にグラム3円【税込み】で量り売りになります。
我が家は摘み取りプランを選び、5歳の長男が20分ほどで1パック山盛りのいちごを摘み取りました。量ってもらうと、1,000円ほど。本人も自分で摘み取ったいちごを目の前に満足げ。取ったいちごはその場では食べずに持ち帰り、代わりに、売店で売っているアイスを買って食べました。アイスの他に、ゼリーやジャムなどの販売もありました。
いちご狩りは予約制ではなく、行った人から順に楽しむことができます。そして、月曜火曜は休園となっているので、休園空けの水曜日に行くのが、赤い実のいちごが揃っていておすすめです。また、いちごの生育状況によって休園となることもあるようなので、事前にHPで開園日を確認してから行くほうが安心です。
これまでいちご狩りというと、わざわざ郊外まで行かなければ体験できないものというイメージでしたが、世田谷区のいちご農園なら、時間ができたときに“ちょっと行ってみる?”という感覚で足を運べそうです。6月まで開園しているそうなので、みなさんもぜひ行ってみてくださいね。
PHOTO/Fotolia