子育て

保育園の園長先生に聞いてみた!子どもの成長におやつが大切なわけ

Fotolia_132189139_Subscription_Monthly_M.jpg

毎日の子どものおやつ。日々のことだから、栄養に気を使ったり、どんなものを食べさせればいいのか迷ったりしますよね。今回は、娘の通う保育園の園長先生に子どものおやつの大切さについてお話を聞いてきました。
離乳期以降におやつが必要なわけとは?
「幼児期は身体も胃の容積も小さいにも関わらず、多くのエネルギー源が必要な時期と言われています。しかし、朝・昼・夕の3食の食事量もまだ少ないうえに、一度にたくさんの必要な栄養が摂れない為、おやつが補食として必要なのです」と園長先生。

幼児期のおやつは、空腹を満たすだけではなく、3食で足りない栄養を補う事を目的に、スナック菓子やチョコレートなどの菓子類に頼りすぎずに、補食を意識したメニューが良いと教えて頂きました。

さらに他にも子どもは日中、元気いっぱいに活動するので、おやつはそんな活動の合間の“カラダ休め”という意味もあるんだそう。おやつを食べる時間を子どもの休憩するのによい時間に決めて、体内時計も整えてあげましょうね。

食べることを楽しいと感じられるのもおやつの魅力
娘の保育園では、栄養バランスに配慮された手作りのおやつが、毎日朝10時頃と午後3時頃に出ます。

園でのおやつの献立はというと、茹で野菜や小魚を炒ったものなど、割と子どもが家では好き好んで食べないものが多く出てきます。娘も家では野菜類が苦手で進んで食べようとしませんが、園ではお友達と一緒に食べることが楽しい様でもぐもぐ食べているようです。

園長先生曰く、子どもにとっておやつは食べることが楽しいと教わる場面でもあるので、おうちでも誰かと一緒に食べたり、盛り付けを工夫したりして、楽しいおやつタイムを作ってあげるといいそうです。

おうちでもマネできる成長を考えた園のおやつ
とはいえ、どんなものを食べさせてあげればよいか悩みますよね。

園長先生のおススメを聞いたところ、みじん切りにした野菜を少量の小麦粉に混ぜて、フライパンで焼いたお焼きは園でも人気のおやつなんだそう。

みじん切りにしてあることで、野菜が苦手な子でもペロッと完食してくれて、おなかの持ちも良いのでおうちでも挑戦してみては?チーズをちょっと練りこんでも美味しそう。


市販のお菓子はとても魅力的だけど、大きくなったらいくらでも食べられます。幼少期のうちは少し我慢して、栄養バランスを考えたおやつを用意してあげたいですね。

PHOTO/Fotolia

人気記事ランキング

最近の記事