
スマホアプリで配車できるサービス・UBER(ウーバー)とLyft(リフト)。UBERは日本でもサービスを展開中(Lyftはアメリカ国内のみ)ですが、一部の地域に限定されることもあって、利用したことがない方も多いのでは?かくゆう筆者もその一人。今回、ハワイのオアフ島で初めて使い、その便利さを実感したので、体験記を紹介します。
ハワイで困るのが移動のこと。レンタカーを借りるほどでの距離ではない、バスは便利だけど本数の少ないルートもあるし、時間がかかる。タクシーはどのくらい料金がかかるのか見当もつかない…。そんなときにおすすめなのが、配車サービスのアプリ・UBERとLyft。GPS(位置情報)を使って乗車場所と目的地を指定すると料金が表示され、車が来て、目的地まで連れて行ってくれます。なので、英語が苦手な人も安心。ドライバーはプロではありませんが、乗車後に評価する制度があるからか、皆、親切で質のいい印象を受けました。
どちらのアプリもクーポンを上手に使おう!
アプリのダウンロード後、初回乗車時に一定額が無料になるクーポンコード(特定の数字)を打ち込めば、クーポンを入手できます。検索すれば、いろいろと初回クーポンコードは出てきますが、ハワイで使うなら、ドル建てのものを入手しましょう。今のところ、公式サイトに記述されている22ドル(2017年3月現在。価格は変化するようです)がもっとも無料幅の大きいクーポンを支給してくれる、クーポンコードだと思います。私たちは夫婦でダウンロードし、各22ドルのクーポンを入手しましたが、利用者が新規ユーザーに紹介すると、両方にクーポンが配給されるシステムもあるので、そちらを使うのも良いかもしれません。ぜひ、無料クーポンは、一緒に旅行する大人の人数分、入手しましょう。
ちなみにLyftはネットで見つけた一般の方が紹介するコードを使って、50ドルクーポンを手に入れましたが、蓋を開けてみれば、50ドルを一度に使えるわけではなく、5ドルを10回でした。クーポンがすべて10回券なのかはわかりませんが、もしもそうだった場合、乗車距離が短い場合はLyft、中長距離はUBERと、使い分けるのもいいと思います。
料金はアクセスするタイミングで変わることも!
また、私たちが主に使っていたUBERで気づいたことですが、同距離でもアクセスのたびに価格が5〜10ドル違いました。料金が需要と供給によって変動するのが特徴なので、朝のピークタイムは高いと聞いていましたが、例えば、ワイキキ〜ハナウマ湾の場合(車で約35分)、午前6時57分に検索したときは27ドルだったのが、いざ、本当に呼ぶことになった午前7時5分には、33ドルに値上がり。別の日、ダイヤモンドヘッド〜マノワの滝(車で約20分)が、午前9時15分に26ドルと表示され、一度、エラーが起こって失敗し、3分後に配車できた時には19ドルに。エラーに感謝したのは、言うまでもありません(笑)。とにかく料金は刻一刻と変動します(特に朝の時間帯は!)。ちなみにUBERは目的地が変わらない限り、配車時に表示された金額をぴったり支払いましたが、Lyftは○ドル〜○ドルみたいに、幅を持って表示され、乗車後、最終的に支払い額が決まりました。また、UBERはノーチップですが、Lyftは乗車後、チップを選ぶ表示が出ます。私たちは気持ち程度に支払いましたが、NONE(なし)もあるので、それを選んでもいいと思います。支払いはどちらも事前に登録したクレジットカードです。
さて、いかがでしたか?私たちはUBERに関しても、Lyftに関しても、また利用したいと思うほど、ファンになりました。ハワイで子供がいる旅行だと、特に有用な選択肢となり得ると思いますよ。これから旅行に出かける人は、クーポンも上手に利用して、賢くこれらのサービスを利用してみてくださいね!
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