例えば、ママ友のおうちに遊びに行く日や何かのお礼をするとき。出がけに間に合わせで買ったものではなく、気の利いた手土産を事前に用意しておきたいところ。ちょっとしたことですが「この人、デキる……!」と思われる瞬間です。手土産にお菓子を持っていく人は多いかと思いますが、「おいしい」は、もはや当たり前。日持ちする、有名店のものである、といったことも喜ばれるポイントですが、もらった人のテンションを一番あげるポイントってどこでしょう?
それは、もらった瞬間に「わっ、かわいい!」とワクワクしてもらえるかどうか。
中身のビジュアルはもちろんのこと、包み紙がかわいいと「わっ♡」と盛り上がること間違いありません。そんな条件をクリアするお菓子として筆者がよく利用するのは、学芸大学にある老舗洋菓子店「マッターホーン」のクッキー缶やチョコレート缶です。
包み紙にまずきゅんとさせられる、マッターホーンのお菓子。描かれた女の子が微笑ましく、ノスタルジックな雰囲気がなんともかわいい。ケーキや焼き菓子などラインナップは豊富にありますが、人気の品はこの女の子が描かれたクッキー缶とチョコレート缶。これは、とっておきたくなる!
運がよければ当日その場で購入ができますが、店頭では売り切れていることが多かったりします。お礼の品やご挨拶など大切な人へ渡すことが予め決まっているのであれば、賞味期限にある程度のゆとりがある商品でもあるので、事前に予約しておくほうが賢い方法です。筆者が実際に予約したときは、予約が立て込んでいたそうで購入できる日が結構先でした。確実に手に入れたいのであれば、余裕を持って予約するのがベターですよ。
荻窪・こけし屋でも女の子に会える
可愛すぎて気になるこのイラストは、鈴木信太郎さんという洋画家によるもの。マッターホーンだけでなく、荻窪にある老舗洋菓子店「こけし屋」の包み紙の絵も手がけています。こちらのこけし屋のクッキー詰め合わせは、中の缶もレトロなデザインで素敵。他にも、神田の「志乃多寿司」でも鈴木氏のイラストを使った包み紙が使われています。
もしかしたら、捨ててしまう人も多いのかもしれない包み紙。ですが、受け取るときのファーストインパクトを狙うのであれば、喜ばれるのにとても大切な要素です。次回の手土産は、ぜひ包み紙に注目して選んでみては?