この春、次男が小学校に入学したわが家。普段から落ち着きがなく、宿題させるときはいつも「ほら、ちゃんと座って!足ちゃんとして!」と注意が欠かせません。ところが、ある日「ピシ!グー!」と言って、自分から机に向かったのです。突然のことに筆者は「!?」。それは机に向かう姿勢を表す「オノマトペ」。背中をピシっとして、お腹と机の間にゲンコツをいれるよう、担任の先生が教えてくれた魔法の言葉なのでした。「ピシ!グー!」で直るのか!毎日口をすっぱく注意していた筆者には、まさに目からうろこ。俄然「オノマトペ」が気になりだしました。そんな時に出会ったのが、藤野良孝さん著の「子どもがグングン伸びる魔法の言葉」です。
初めて耳にした、という方も多いと思いますが、いわゆる擬音語・擬態語のことです。例えば、動物の鳴き声を表すワンワンやパオーン、食べる時に使うモグモグやサクサクなどなど。皆さんもよく口にしているのではないでしょうか。オノマトペは、小さな子どもでも直感的にイメージしやすい言葉なんだそうです。
「オノマトペ」で逆上がりに挑戦!
オノマトペといっても、ただの擬音語ではないんです。例えば固いビンの蓋を開ける時、「グッ」と声も出したほうが、無言でやるより開けやすく感じられませんか?かけ声には、身体と脳の働きに同時作用して、その人の持つパワーを最大限に発揮させる効果があるんだそうです。
鉄棒の逆上がりが苦手な子どもには「ギュッ・ピタッ・クルン」。ギュッと鉄棒を握って、お腹をピタッと鉄棒にくっつけたら、足をクルンと振り上げる。動作をオノマトペで説明してあげると、みるみる動きがスムーズになり、上手に逆上がりもできるようになるかもしれませんよ。
ママにとっても使い勝手がよい「オノマトペ」
子どもが騒いでいると、つい「静かにしなさい!」と大声で怒ってしまいますよね。そんな時は「シーッ」。小さな声で、シーっと言いながら口の前に指をあてるだけにしてみてください。大きな声で叱るよりも、こちらのほうが子どもにダイレクトに伝わり効果的なんだそうです。
日々の育児疲れで、つい大声を出しそうになった時には「スー・ハアー・グッ」。スーっと息を吸ってハアーっと吐く。最後に怒りエネルギーをグっと言ってお腹で抑えると、気持ちが軽くなるんですって。
落ち着きがない・運動が苦手・人見知りなど悩みは様々ですが、みなさん何かしら子どもの育て方に思い通りにならないものを感じて悩んでいると思います。そんな時には、「オノマトペ」を子育てに活用するアイディアが満載の、この本をぜひチェックしてみてください。ストレスなく子育てを乗り切る魔法の言葉が、きっと見つかるはずですよ。

子どもがグングン伸びる魔法の言葉 (祥伝社黄金文庫) -
