産後のママは、授乳のために細切れな睡眠だったり、出産によりホルモンバランスを崩したことによって、上手く眠れなくなる人も多いのです。
実は私もそのひとりで、2人目を出産してから、なかなか入眠することができず、夜中に度々起きてしまうことがありました。それから、不眠のために色々なことを試し、学び、現在では、“完治”とまではいきませんが、ぐっすり眠れる日が増えてきました。
産後不眠歴6年の私が、実際に試してみて「これは効いたな!」と思えた不眠対策をまとめてみました。同じように悩んでいる方の参考になればと思います。
昼間のカフェインもストップ!
「寝る前のカフェインはNG」というのはよく知られていますが、カフェインに敏感な体質の人は、昼間に飲んだコーヒーはもちろん、緑茶やココアのカフェインさえも影響していることがあります。また、すんなり入眠できても、浅い眠りになってしまったり、夜中に起きてしまうことも。私は、昼間のカフェインにも注意し、カフェインは午前中だけというルールを実行していました。
とにかく動く&昼寝しない!
昼寝を長くしてしまうと、どれだけ頑張っても眠れません。それを防ぐためには、昼寝は我慢して、昼間の活動量を増やすことしか対策はありません。まずは生活リズムを見直して、立て直すこと!私が眠れなかった頃は、赤ちゃんと一緒にずっと室内にこもっていた生活を送っていた時です。それでも、すごく疲れていて、昼寝をしていない日は、スムーズに眠ることができました。思い当たるママは、生活改善を心がけて!
入眠儀式を作る!
寝る前にお風呂に入ったり、ホットミルクや白湯を飲むことが良いって、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?これは、体がリラックスした状態になって、体の緊張が解けた状態を作ることが、入眠をさそうことにつながるからなんです。音楽を聞いたり、本を読んだり、好きなことで良いので、自分なりの入眠儀式を作り、“これから眠る”という合図を体に送ってみてください。
気軽にメンタルクリニックへ!
精神科というと、なんだか敷居が高くて、睡眠薬も少し怖いイメージがありますよね。でも、今のクリニックは気軽に悩みを聞いてくれるし、症状に合わせて軽めの睡眠薬を処方してくれます。不眠で睡眠薬をもらって帰る患者さんも、結構多いようです。メンタルクリニックが、不眠を治すきっかけを作ってくれるならば、上手に利用してみようという気持ちで行ってみては?
不眠は、癖になります。そして、悪循環に陥ります。
そして、精神的にも身体的にも疲れがたまってしまうことも…。
ママは笑顔でいられるように、良い眠りをゲットすることが大事!
色々と試してみてくださいね。
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