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ディーラー系、銀行系――マイカーローンを組むときのメリット&デメリット

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ファイナンシャルプランナーの島添です。自動車を購入する場合には、多くの方はマイカーローンを組まれるでしょう。今回は、このマイカーローンについての種類、それぞれのメリットとデメリットについて解説します。


車の販売店(ディーラー)ローンのメリット・デメリット
ディーラーローンは、ディーラーが直接行うことから、手続きが比較的簡単で時間的にもスムーズに行われます。また、審査基準も比較的融通をきかせてくれて、なるべくローンを組めるように取り計らってくれます。ただ、金融機関に比べて比較的高い金利となっているケースが多いので、総支払額は多くなってしまいます。
また、車を購入する際には、車の購入代金のほか、カーナビなどのオプション費用、自動車取得税や車庫証明費用など様々な諸費用がかかりますが、ディーラーローンの場合、車の購入代金を対象にしているケースが多いので、諸費用については別途準備しておく必要があります。
とはいえ、「金利引き下げ」や「キャッシュバック」などのキャンペーンを行うこともあるので購入のタイミングによっては、金融機関並みに低い金利と同等くらいになるケースもあるでしょう。

【メリット】
・手続きが簡単
・ローンの審査基準が厳しくない
【デメリット】
・ローン金利が高い
・ローンの対象が購入代金に限定

銀行ローンのメリット・デメリット
金融機関が行う銀行ローンについては、ディーラーローンに比べ金利が低いのが特徴です。最近の銀行ローンの金利は、平均で2~4%程度で、金融機関によっては2%を切っているケースもあります(ディーラーローンの金利は平均4~10%)。また、購入時にかかる様々な諸費用も含めてローンを組むことが可能なので、頭金の準備を心配する必要はなくなります。
ただし、銀行ローンの場合、様々な審査をしてから融資を行うため、申し込みから融資実行までにはディーラーローンよりも時間がかかるケースが多く、提出書類についてもディーラーローンより多いのが一般的です。
さらに、銀行ローンの審査基準は、年間の返済金額が年収の何%なのかといった基準(返済負担比率といい、金融機関によって異なりますが35%を超えると厳しい)のほか、勤続年数、過去のローンの支払状況(滞納があるかどうか)、他のローンの利用状況など様々な基準で判断されるので審査基準が厳しくなります。

【メリット】
・ローン金利が低い
・ローンの対象が広い
【デメリット】
・手続きに時間がかかる
・審査基準が厳しい

最近目にする『残価設定ローン』とは
ディーラーローンの場合には、通常のローンとは別に、最近は、残価設定ローンを勧められることもあります。この残価設定ローンとは、新車の3~5年後の下取価格を差し引いてローンを支払っていく仕組みです。
例えば、500万円である新車の3年後の下取価格が300万円と仮定して、その差額の200万円についてローンを設定するようなものをいいます。
このローンについては、以下のようなメリットがあります。
・月々の返済額が少ない
・金利が低く設定されているケースが多い
・返済期間終了後、ディーラーに300万円で買い取ってもらえる
通常のローンと違うところは、その返済期間中に車を傷つけたり、規定の走行距離をオーバーした場合など、設定した下取価格より低くなった場合には、その差額を支払うことになります。また、ローン期間終了後もその車に乗りたければディーラーから買い取らなければなりません。

このように、マイカーローンといっても様々なローンがあるので、自分に一番合うローンがどれなのか、じっくり検討して組みましょう。
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