
3000m級の山が連なる北アルプス山脈の麓に位置し、四季折々の景観と自然が魅力の長野県北西部の町、大町市。この町で、2017年6月4日(日)から7月30日(日)まで「北アルプス国際芸術祭2017 〜信濃大町 食とアートの廻廊〜」が開催されます。家族旅行にもぴったり。この夏おすすめのアート・フェスティバルです。
大町市内には、5カ所の展示エリアが設けられており、日本をはじめ世界各国のアーティストたちが、大町市の地域資源や生活文化を活かした作品を発表しています。作品数が多いので、時間や体力に余裕を持ちたい子連れ旅行の場合は、予め公式HPをチェックして見たい作品を選んだり、コース計画を立てておくことをおすすめします。アートが持つ多様な価値観に触れることは、子どもの柔軟な感性や豊かな発想力を養う絶好の機会。どの作品が観たいか、ぜひ子どもの意見を取り入れてプラン作りをしてみてはいかがでしょうか。

地元レストランで食事を楽しもう
アート作品だけではなく、米、野菜、ジビエ、魚など、恵み豊かな地域の食文化にもフィーチャーしているのが、この芸術祭のポイント。期間中は、市内13軒の飲食店が、芸術祭限定メニューを用意しているので、ぜひチェックしてみてください。この他にも芸術祭インフォメーションセンターで無料配布している「北アルプス国際芸術祭2017 散策MAP」には、地元タクシー運転手さんがおすすめする一品なども多数紹介されているので必見です。

公式グッズはあの方がデザイン
鑑賞パスポートチケットをはじめ、手ぬぐいやポストカードなどの公式グッズには、芸術祭のメインテーマである「水」「木」「土」「空」をイメージしたモチーフが使用されています。この素朴で可愛いモチーフのデザインを手掛けたのは、「ミナ ペルホネン」のデザイナー、皆川明さん。お土産に、ついあれもこれも欲しくなってしまいそうです!
市内にある仁科三湖では、キャンプやホタル観賞クルーズ、ワカサギ釣りなどが楽しめ、犀川では、ラフティングを体験することができます。安曇野市・大町市・松川村をまたがる国営アルプスあづみの公園でも様々なイベントなどが開催されており、芸術祭の合間に自然に触れ合うアクティビティを取り入れてみるのもおすすめです。ぜひ今夏の旅行計画の参考にしてください。

PHOTO/北アルプス国際芸術祭2017