子育て

小学校教諭に聞く!通学路で見るべき・調べるべきポイントとは

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子どもたちが毎日使う通学路。あなたはチェックしていますか?
今から5年前の平成24年に、登下校中の児童の列に自動車が突入し、子どもたちが亡くなるという悲しい事故がありました。以来、文部科学省と国土交通省が各地の自治体に通学路を調べるよう要請し、危険な場所があった場合は対策するよう求めていますが、実際に改善されている場所はまだまだ少ないのが現実。可愛い我が子を、そして地域内の子どもたちを守るために。ママ&パパによる、通学路のチェックが必要です。
そこで!どんなところを見るべきか、調べておくべきか、小学校教諭をしている友人に聞いてみました!
まずは、子どもと一緒に歩いてチェック!
「1年に1度、学校までの最短距離を一度、子どもと一緒に寄り道せずに歩いてみてください」と、友人談。そうして、家から学校まで、子どもの足で何分かかるのか、時間を測ってほしいそうです。

実は子どもの集中力は、15分ほどしか持たないと言われています。学校まで遠く、15分以上歩くようだと、途中で集中が途切れ、遊びながら歩いてしまう可能性が高まるということ。フラフラと興味のままに歩いてしまうと、自動車事故や、側溝に落ちて溺れる……などの事故が起こりやすくなるのだそうです。

「この自動販売機まできたら、一度、深呼吸してみようね」
「このコンビニまでで、学校まで半分の道のりだからね。あと半分、頑張って歩こうね」

というように、通学路上に目標を決めておき、集中力をリセットさせるなど、集中力を保つ努力をさせてみましょう。

ゆっくり歩いて、環境もチェック!
続いて、学校から家まで同じ道をあえてゆっくりと戻り、その際、通学路の周辺に、子どもが興味を持ちそうなものがあるかどうかを確認します。様々なことに興味を持つことは、子どもの脳を育てる上でとても大切なので、興味を持つこと自体を止めるのはNGなのだそう。「まっすぐ家に帰りなさい」ではなく、たとえば興味を持ちそうなものが道を挟んだ反対側にある場合には、「安全に道路を渡れる場所はここだからね。向こう側に行きたいときはここを必ず通ってね」と子どもたちに指示し、安全に、好奇心を満足させられるよう、教えてあげてほしいといいます。

・華やかな店、人の出入りが激しい店
・工場、製作所など、大きな音や、変わった臭いがする場所
・川、池、貯水槽
・鉄鋼置き場、廃材置き場

こうした場所も、子どもが興味を持ちやすいもの。「パパかママと一緒にいるときに、遊びに行こうね」と、近寄らないよう注意をしておきましょう。同様に、

・薄暗い道、街灯の無い道
・人気の無い公園
・裏路地

を通る場合は、ワイセツ犯罪に巻き込まれる可能性が高くなるといいます。学校まで最短の距離であったとしても、そこは遠回りをさせ、「近づかなければ安全だからね」と、教えてあげましょう。

また、幹線道路や、車両の通行が多い道を通る場合は、ガードレールがあるかどうか、無い場合は路側帯があり、安全に通学できるかを調べます。明らかに危険な場合は、迂回できる別の道を探し、子どもに伝えましょう。そうした危険な場所は写真を撮影し、自治体に訴えるのも手だてのひとつ。通学時間帯だけ通行を止めるなど、安全策を講じてもらうことができます。

まだまだある、通学路の危険エリア
踏切、側溝、用水路などにも要注意です。線路と道路の隙間や、側溝のすき間に足がはまって抜けなくなり、電車や車に轢かれてしまう……という事故が起こっています。線路上では絶対に遊ばず、速やかに渡りきる。側溝の上は歩かない、ということを教えておきましょう。
地震が起きたら崩れそうな老朽化した家や塀はないかどうかも、チェックしておくといいそうです。

日ごろのコミュニケーションが、事故を防ぐ最大のカギ!
「どんなことでも必ず親に話してくれるよう、常日頃から子どもの話を聞くよう、親が心掛けることも大切です」と、友人は続けます。

「ヘンなおじちゃんに声をかけられた。ママに言おうとしたけど、ウルサイ黙れって言われて、言えなかった……」

そんな悩みを生徒から聞いたこともあるのだとか。友人の学校では、その後、先生たちが手分けをして通学路上に立つようになったことで、ワイセツ犯罪は起こらなかったといいます。しかし、学校の規模によっては、先生方だけではこうした見回りが出来ない場合もあります。

たとえ通学途中であったとしても、子どもの安全を守るのは先生ではなく「親」の役目です。
事故や犯罪を未然に防ぐために、子どもに寄り添う時間を少しだけ、増やしてみてください。
PHOTO/Fotolia

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