夏の訪れと同時に起こるあせもと肌荒れ問題。新陳代謝が活発で、汗をかきやすい子どもにはつきものと思っていても、肌が弱い子にとっては、少しつらい季節でもあります。我が家の子どもたちも、夏場はすぐにあちこちがかゆくなり、肌がガビガビになりがちでした。しかし、洋服の選び方で改善がみられ、以前より快適に夏を過ごせるようになっています。肌が弱い子の夏服はどう選ぶか!?押さえるべきポイントをご紹介したいと思います。
肌が弱い子は、汗をかいた時に吸収してくれる衣服がないと、すぐに炎症を起こしがちです。そのため、一番NGなのが、露出の多いタンクトップと短パン姿。見た目の涼やかさではなく、汗をかきやすい、わき・ひじ・ひざはかくれる丈の洋服を選びましょう。
我が家では、夏の暑い時期でも、膝下まであるズボンを履かせています。男の子ならば、ユニクロのステテコがちょうど膝がかくれる長さがあり、お値段も安く重宝しています。女の子は、ガウチョ風の風通しのよいズボンをはくとかわいらしさもキープできておすすめです。上半身は、長袖とはいいませんが、せめて半袖を着るようにしましょう。
素材は、なるべく綿100%を選ぶ!
最近では、速乾性の高いポリエステル素材の夏服が、大人服に限らずキッズ界でも主流になってきました。洗濯もしやすく、型くずれもしないため、肌トラブルがない筆者は愛用しています。
ところが、我が家の子どもたちにそれらの速乾素材の服を着せると、もれなく「かゆい」と言い出し、あちこちをボリボリとかきだします。そして、結局行き着く先は、綿100%素材。無印良品の子ども服は、「涼感」とうたっている下着も含め全て綿100%で作られているため、おすすめです。また、上記で紹介したユニクロのステテコも綿100%です。
快適に過ごせることが分かると、子ども自身も、肌に合った洋服を選ぶようになってきます。ご紹介したポイントを参考にして、夏服選びを楽しんでくださいね。