ゆりが咲き誇る時期だけ営業している、埼玉県所沢市にある「ところざわのゆり園」をご存知ですか?今年は6月3日~7月上旬での営業を予定。美しいゆりが眺められるのはもちろん、たった一ヶ月だけしか開かれないというレア感もあって、とっても贅沢な気持ちにさせてくれる場所なんです。子連れでも楽しめますよ!
「ところざわのゆり園」の第一の魅力は、アクセスのよさ。西武狭山線・西武山口線「西武球場前」駅の改札を出ると、すぐに「ところざわのゆり園」に向かう歩道橋があります。大人の足なら3分ですが、上り坂もあるので子どもの足ではもう少し時間がかかるかも。でも、駅からこの距離で観光スポットに到着できるというのは、子連れのお出かけには嬉しいポイントですよね。ちなみに、改札の前にはメットライフドームがそびえたっていて、テンションが上がります!
入園すると、遊歩道から先は50種・約45万株のゆりがお出迎え。その美しさに圧倒されます。また、狭山丘陵の地形がそのまま生かされているので、公園というよりは山といった感じ。都心から1時間ほどで、こんなに自然に触れ合うことができるんだ!と驚かされるはずです。「ところざわのゆり園」自体は約3万平方メートル、園内一周をすると約1キロという広大なスケールで、しかも(写真で見てもらうとわかるように)道に起伏があるのでなかなかハード。もちろん一周しなくても楽しめますし、カーペットが敷かれていて歩きやすい道もあるから大丈夫です。テーブルやベンチも多く設置されているので、こまめに休憩もとれます。
グルメも味わってプチ観光を満喫!
「ところざわのゆり園」では食事を楽しむこともできます。筆者のおすすめは、入園したらまず遊歩道入口の売店で冷凍みかん(皮を剥いて冷凍してあるので、その名も「むかん」!2個入りでおしぼり付き)を買い、ゆりを眺めます。そのうち、季節柄の暑さと起伏のある道によって汗も出てくるので、途中のベンチで溶けかけの「むかん」を食べて涼をとる、というスタイル。そして、ひとしきり遊んだら園内の休憩所で「ゆり根の天ぷら」とおそばを食べれば、観光気分がさらに高まります。ゆり根の天ぷらは甘くてホクホクしていて、子どもも好きな味だと思いますよ!
いかがでしょうか。まだ営業期間は続いていますので、気になる方は足を運んでみてくださいね。なお、西武線発駅では、往復乗車券と「ところざわのゆり園」入園券の割引セット券を買うことができます。かなりお得なのでおすすめです!