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隙間時間のお供に♪ママにおすすめ“子ども目線”の小説

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子どもが小学生にあがると徐々に口ごたえやふてぶてしい態度が目立ってきますが、その数年後に待ち受けているのは本格的な反抗期。小さな頃の写真を見返しては(あぁ、この時期は可愛かったのにな~…)なんて昔を懐かしむ、というのも子育てあるあるです。
今回はかつて自分もそうであった“あの頃”の気持ちを思い出させてくれる、子どもが主人公の3作品を紹介したいと思います。
【ぼくのメジャースプーン】
まだまだ幼いと思っていても、子どもというものはさまざまな出来事に直面するたびに正義や信念、狡猾さ、慈しむ気持ちなど沢山の感情を抱え、日々考えているものです。
主人公は小学4年生の『ぼく』。ある日、学校で飼育していたうさぎが惨殺され、それによりおしゃべりで明るかったクラスメイトのふみちゃんは声を出すことができなくなり、心を閉ざしてしまいます。
ただ、ふみちゃんを助けたい。
うさぎを殺すことなど何とも思っていない大学生の心なき犯人を相手に、ひたすらに真っすぐで純粋な『ぼく』が導き出した復讐とは…?
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫) [ 辻村深月 ] - 楽天ブックス
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【ぼくらの七日間戦争】
1988年に映画化され、宮沢りえさんが初主演を務めたことでも知られる【ぼくらの七日間戦争】。思春期という多感な時期に身を置く11人の男女が理不尽な大人たちを相手に戦うこの物語は、これまでに数多くの学生達が夢中になり、憧れ、魅了されてきた作品です。
知恵を武器に、偉そうに権力を振りかざす大人をやりこめる様子は爽快そのもの!
大人達に反抗しながらも、自分たちもいつかはその“大人”になってしまうという事実にもどかしさを感じていた中高生の頃の気持ちがふと蘇ります。
ぼくらの七日間戦争 (角川つばさ文庫) [ 宗田理 ] - 楽天ブックス
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【黄色い目の魚】
とても眩しくて切なくて、瑞々しい青春小説。主人公である16歳の男女が、相手を見つめることで自分自身とも向き合う、その心情や過程が丁寧に描かれています。情景が自然と頭の中で映像として再生され、まるで映画を観ているかのような感覚を味わうことのできる文章も魅力です。
不器用で繊細で、どこまでも人間くさい主人公の2人に出会いたくて何度も読み返してしまう、おすすめの1冊。
黄色い目の魚(さかな) (新潮文庫) [ 佐藤多佳子 ] - 楽天ブックス
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反抗期真っ只中のお子さまをお持ちの方や最近子どもが何を考えているのかわからないと悩んでいる方も多いと思いますが、これらの物語に触れ、読んでいる間だけは親という立場をしばし忘れて子ども側の感情に寄り添ってみるのもいいかもしれません。

PHOTO/Fotolia





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