食&レシピ

富山の郷土料理「やちゃら」で夏もへっちゃら!レシピ

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7月に入り、暑さも日に日に増して来ましたね。我が家では食欲がない時、意識的に酢の物を作るようにしています。酢の物はレシピがマンネリ気味になりやすく、何か違ったレシピを探していたところ、筆者在住の富山に「やちゃら」という郷土料理があるのを知り、作ってみました!
「やちゃら」のレシピ
材料(3~4人分)
カブ 1個
キュウリ 1本
人参 1/2本
角麩 2枚
糸寒天 ひとつかみ程度
きざみ昆布 ひとつかみ程度
みかんなどのフルーツ缶詰 適量
★酢 大さじ4
★砂糖 大さじ1と1/2
★塩 少々

作り方
1:糸寒天、角麩は水で戻し、角麩は食べやすい大きさに切っておく。
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2:カブ、人参は薄くいちょう切りにする。人参はサッと熱湯に通しておく。キュウリは板ずりをし、薄切りにする。
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3:★印の調味料を合わせて合わせ酢を作る。1,2の材料と、きざみ昆布を入れてよく混ぜる。
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4:最後に缶詰の汁気を切ったみかん(フルーツ)を入れてさっと混ぜて出来上がり。
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「やちゃら」の由来は?
「やちゃら」とは、ユニークな名前ですよね。
調べたところ、富山の郷土料理の酢の物のことで、かぶ、人参、きゅうり、糸寒天など8種類の材料を使うからとか、やたらに多くの食材を使うことから「やちゃら」になったなど、諸説あるのだそう。
作り方や材料は各家庭で少しずつ違うみたいですが、お祭りやお正月、法事など、人が集まる時に作られる特別なごちそうで、さっぱり、かつ食べ応えのある料理です。酢の物が苦手な方でも、フルーツも入っているので食べやすいですね。

富山県の昆布消費量は全国でもトップで、使用方法もさまざまです。今回使用したきざみ昆布は、お漬物や煮物、野菜炒めにも使ったりと、我が家でも大活躍の食材です。
酢の物はメニューの中でも副菜のポジションですが、この「やちゃら」は、見た目もボリュームもメイン級。
酸味の効いた「やちゃら」をメインに、暑い夏の食卓を爽やかなメニューにしてはいかがでしょうか?

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