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楽しい旅行にするために!子どもの乗り物酔い対策

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夏といえば、家族旅行や帰省など外出が増える季節ですね。そんな楽しみがある一方、我が家では「乗り物を問わず酔います、吐きます」という子ども2人のため、今まであらゆる策を講じてきました。その試行錯誤の結果、「これは有効だった!」という手段をご紹介したいと思います。
まずは基本の食べ物編
酔いやすい子どもに食べさせてはいけないもの。よく言われるのは「柑橘類」ですが、柑橘ジュースやその味のグミもNGでした。また、幼稚園の送迎バスの先生に「何故かチョコレートを食べたり、ココア類を飲んでいたりすると、吐く子が多いんですよ。」と言われ、筆者も思いあたる節がありました。科学的根拠は分かりませんが、気をつけたいポイントです。吐かれた時に大惨事となる牛乳など乳製品も避けるべきです。
我が家では試行錯誤の結果、外出前はシンプルな「塩むすびと水」が最適な食事となりました。海苔は吐かれると厄介なので、巻かないことをおすすめします!
また食事は、外出の最低30分前までに済ませましょう。食事を摂らないと、却って酔いやすくなるようです。さらに、朝が早いから「車の中で食べさせよう」もNG。動く車内の落ち着かない中で食事をとるせいか、大抵そのまま吐きもどしてしまうことがほとんどでした。

エチケット袋は、手作りのものがベスト!
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最近は、100均などでもエチケット袋が販売されています。そういったエチケット袋には、嘔吐した際の臭いと水分を吸収する白い粉状の薬剤が袋の底に入っています。
この一見気を利かせた薬剤が、思わぬトラブルを生み出すことも。経験上、子どもは突然吐いてしまうことが多いので、焦って薬剤をばらまいてしまったり、自分の口に薬剤がついてしまうという出来事が待ち受けています。そのため、我が家では外出の際、写真のような手作りエチケット袋を必ず持参します。100均の紙袋の内側に、ビニール袋をホッチキスで止めただけですが、間口も広く使いやすいのでおすすめです。吐いた後に、入り口を結べる輪ゴムをつけておくと、更によいでしょう。

心理作戦を効果的に使う!
心理作戦として、好きな音楽で気を紛らわすのはとても有効でした。
また、成功体験もものをいうようです。筆者の息子は、バスの匂いを嗅いだだけで、乗車前から酔うという強者ですが、飛行機は「初めて乗った時に酔わなかった」ため、唯一快適に乗れる乗り物となっています。同じように「この酔い止めならば酔わない」「ママの運転ならば絶対に酔わない」など年を重ねるごとに、酔わないための成功ジンクスを積み上げて、今では乗り物に対して前向きな自信を持てるようになっています。

楽しみな外出を100%楽しむために、酔い止め対策は、とても重要です。我が家の例を参考に、お子さんにとって有効な手段を探ってみてくださいね。

PHOTO/Fotolia

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