
ママの隙間時間にはやっぱり読書がおすすめ。忙しくて読みたい本をゆっくり探す時間がないママさんや、元々読書が苦手な方にも是非読んでほしい、“家族”をテーマにした本を集めてみました。
育児や家事に追われなんとなく過ぎていく日常の中でほんの少し立ち止まり、考える時間を与えてくれる3冊をご紹介します。
人生に行き詰まっていた主婦と自殺をしようとしていた女子高生が出会い、お互いの傷みを分け合って恋に落ちるところから物語はスタートします。全てを捨て農村で新しく人生を始める“家族”に待ち受ける運命とは…?
母親2人に子ども2人、変わった形の家族だけど周りがどう言おうと自分たちなりの“幸せ”を追求し、それを貫こうとするタカシマ家の4人。家族の絆や強さ、そして命の尊さを目の当たりにして、涙する人も多い1冊です。
にじいろガーデン (集英社文庫(日本)) [ 小川 糸 ] - 楽天ブックス
【アムリタ 上・下/吉本ばなな】
頭を打ってから自分をうまく取り戻せていない主人公の朔美、二度結婚をした母、「不思議な声が聞こえる」と学校に通わなくなる父親の違う弟、いとこの女性、さらには母の幼なじみという奇妙な5人の生活、朔美の変わりゆく心情や日常を丁寧に綴ったストーリー。
記憶の中にいつまでも留めておきたくなるような美しく繊細な吉本ばななさんの文章が、静かに心に浸透していく感覚はクセになります。
アムリタ(上巻) (新潮文庫) [ よしもとばなな ] - 楽天ブックス
【卵の緒/瀬尾まいこ】
血の繋がらない家族をテーマにした《卵の緒》・《7’s blood》の2つのストーリーを収録。
第7回坊っちゃん文学大賞を受賞した《卵の緒》は、自分は捨て子なのでは?という疑問を心に抱いた小学5年生の男の子・育生が主人公。へその緒を見せてほしいと言う息子に「育生は卵で生んだの」と“卵の緒”を見せるなど、母親のユーモア溢れる言葉の数々が素敵です。
血が繋がらなくともそんなことを全く気にせず堂々と息子を愛する母親の愛情と、日常を共にすることで生まれる家族の深い絆に胸がじんわりと温かくなります。
短い本なので気軽に読むことができるのも◎。
卵の緒 (新潮文庫) [ 瀬尾まいこ ] - 楽天ブックス
“大切な人が生きているだけで幸せ”。
どれも、そんな当たり前だけど忘れがちなことを改めて思い起こさせてくれる素敵な物語です。
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