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あなたはちゃんと使えますか?子どもの緊急事態にもAED

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突然起こる不慮の事態。あなたはそれを目の当たりにした時どうしますか?もしそれが、我が子の身に降りかかったとしたら…。119へ連絡することが一番ですが、AEDを使って救急隊が処置をする前に私たち自身が応急処置をすることにより、最悪の事態を免れることがあります。今回は、実際にAEDを設置している保育園の園長先生に、子どもの緊急事態の際にも覚えていてほしいAEDの使い方を教えてもらいに行ってきました。

AEDを見たことありますか?
AED(Automated External Defibrillator)は、自動体外式除細動器と呼ばれ、急病患者の心臓の状態を判断し、必要なときに心臓に電気ショックを与え、心臓の動きをより正常に近い状態に戻す医療機器のこと。メーカーによってデザインが異なりますが、一目でAEDと分かるようになっています。

公共施設や病院、学校、企業、商業施設などいたるところに設置してあります。ご自身の自宅周辺の設置場所を知るには、AEDのウェブサイトに「設置マップ」があるので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。あらかじめ知っておくことで、いざという時にパニックにならず、落ち着いて対処できるようにしておくことも大切です。

緊急事態が起ったら・・・
AEDは心臓発作が起きた方や、心臓疾患のある方だけに使うものではなく、小さな子どもからお年寄りまで、突然の事故や急病など、身体状態が悪くなった時に使用します。

ここでは子どもが急病などで緊急事態が起きた時の応急処置の手順を紹介したいと思います。
①まずはここで処置を行っても大丈夫か周囲の安全を確認します。
②肩を叩いて声をかけ、意識があるかを確認します。この時、周りの人に助けを求め応援をお願いしましょう。応援の人に119へ連絡することと、AEDを持ってきてもらうことを依頼します。
③その間に、胸と腹部の動きを見て、普段通りの呼吸ができているか確認をします。
④呼吸がなければ胸骨圧をします。服を脱がせ、胸の真ん中に人差し指と中指二本を使って1分間に100回以上のリズムで早く、絶え間なく、子どもの胴体の3分の1程度指が沈むような強さで押さえます。
⑤ AEDが届いたら、すぐに中身を開けてガイダンスに従って使用しましょう。子どもに使用する際は、子どもへの切り替えスイッチがあるので(メーカーによっては違う場合もありますので、必ず中身のガイダンスに従ってください)、落ち着いてガイダンス通りに使えば、あとはAEDが処置を開始してくれます。

迷う前にまずAEDを探して
園長先生に教えて頂いた中でとても印象的だったのが、とっさの時に、AEDを使うかどうか考えるよりも、まずはそういった事態が起きたらAEDを探して使って欲しいということ。

国内では、救急車が現場に到着するまでに平均8.5分かかると言われています。その間も急病患者の状態が悪化したり、生存率が低下してしまう恐れがあるため、1分1秒足りとも処置をする時間を無駄にはできないのです。

AEDには心電図の役割もある為、必ずしも電気ショックを与えるわけではなく、必要な場合をAED自体が判断してくれるので、とにかく迷うことなく先述の手順通りに応急処置を行うことが大切なのだそう。


知らないと怖いと思ってしまうかもしれませんが、緊急事態になれば背に腹は代えられません。不測の緊急事態に備えて覚えておきたいですね。

PHOTO/Fotolia





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