子どもと共に日々を過ごしていると、朝から晩まで動き回っているわりには「運動をした!」という実感はないものです。やはり、運動は目的をもって能動的に体を動かさないと効果があらわれないのでは!?と思った数年前。お互いの体重が気になりだしたママ達とウォーキングをすることにしました。その予想外の効果をご紹介したいと思います。
日中はお互い仕事や子育てに追われるため、ママ友とのウォーキングは夜に行っています。日にちは不定期で、ラインでグループを作り、誰かしらが声をかけて来られる人だけ来るという形がベストなようです。大体、待ち合わせは夜の9時前後。子どもを寝かしつけ、もちろんスッピンです。
独身時代や子どもが産まれる前は、飲み会や仕事など夜に出歩くことは日常でした。ところが、母親になった途端、そんな夜の世界とはすっかりご無沙汰な日々を過ごすことに。そのため、夜というだけで妙な高揚感を味わえ、やる気がアップします。
ウォーキングのルートはご近所パトロールをかねる
ウォーキングのルートは、子どもの夜泣きや不測の事態に備え、自宅周辺をグルグルと旋回する形をとります。歩く時間は、毎回約30分。短いようですが、大きく腕を振り、早足で歩くと、良い汗をかきます。ついでに、子どもの通学路もチェックするのがポイントです。学校から不審者情報の連絡があった時などは、現場を見に行ったりもします。一人ならば近づくこともないでしょうが、複数でいるからこそ「ここの茂みが危ないね」など確認できます。
子どもの相談や時には愚痴も吐いて心はすっきり!
ウォーキングをしている間は、子どもについての悩みを相談したり、時には日々の愚痴を言い合います。日中のママランチとは違い、夜の静かな暗闇の中、前を向いて歩いていると、気持ちが素直になり、普段言えないようなことも言いやすくなったりします。毎回、ウォーキングから帰宅すると、体だけでなく、心が軽くなり、リフレッシュできていることを実感できます。
ママ友とのナイトウォーキングを続けて数年。運動不足解消と気軽にはじめましたが、心のリフレッシュ効果も大きく、今では大切な習慣となっています。この記事を参考に試してみてはいかがでしょうか。
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