
我が子と2人で、普段はあまり出向かないスポットへと足を伸ばしてみるのも楽しいもの。初めて訪れる場所、初めて見る景色だからこその、気づきや楽しさがあります。小学校入学を来年に控えた娘を持つ私は、今年は娘といろんなところに積極的に「ハハコ旅」に行こう!と計画しています。小学校に入ると子ども自身にも予定ができたりして忙しくなるので、ゆったりと母娘旅を楽しめるのも今のうち。そして年長さんともなると、2人でのお出かけがグンとスムーズにできるようになるので、ママも存分に楽しむことができます。
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今回は、最後の夏を楽しむべくおいしいかき氷を食べに、東京の下町として知られる谷中にある「ひみつ堂」に行ってきました。
今回のハハコ旅の目的は、最後の夏を満喫すること。どこに行こうか?夏といえば何?などと子どもと相談したところ、「かき氷!」の答えが。それなら、普段はいかない場所まで出向いて、とっておきのかき氷を食べに行こう!ということで、早速かき氷屋をリサーチ。2人で「行ってみたい!」と意見が一致したのが、谷中にある「ひみつ堂」でした。氷にかける果実蜜は全て手作りの氷蜜(ひみつ)を使用していることや、昔ながらの手動式機械を使ってていねいに氷を削っていることなど、こだわりのかき氷が味わえそう……ということで、行き先は決定です。こうやって、ママと相談しながら行きたい場所を決められるなんて大きくなったなあ、と成長を感じる一場面でもありました。
「ひみつ堂」に到着!並ぶ時間もワクワク

ひみつ堂があるのは、東京の下町の商店街として最近注目を集めている「谷中銀座」。人気店なので、私たちが行った日もやはり行列ができていました。「すごい並んでる!」と子どもといいながらも、ワクワク。並ぶ間に、食べたいフレーバーについてやいろいろな話をするのも楽しい時間です。ただし、「並ぶのもうイヤ〜」と子どもが飽きてしまったときの対策として、おもちゃなどの暇つぶしは必携です。とはいえ、皆かき氷をさくっと食べて帰るので回転は早く、意外とすんなり入れました。カウンターだけの店内に入ると、みんなが食べているかき氷の大きさに、テンションアップ!娘はいちごみるく、私は黒蜜きな粉をオーダー。出てきたときはその大きさに食べきれるかなあと思ったのもつかの間、そのフワッフワな口どけとやさしい味で、あっというまにペロリと平らげてしまいました。あーおいしかった。
夕焼けだんだんの階段で遊びつつ、帰路へ

今回のコースは行きは千駄木駅からひみつ堂へ向かい、そのまま谷中銀座商店街を楽しみつつ、日暮里駅から帰るコース。どこか懐かしい雰囲気の商店街「谷中銀座」でのお散歩を楽しみながらひみつ堂を後にし、日暮里駅方面へ。帰り道は「夕焼けだんだん」と呼ばれる階段で遊びました。綺麗な夕焼けが見えることからその名がついた階段は、流れる空気もゆったり。かき氷でおなかが満たされた私たちは、ほのぼのと階段遊びを満喫しつつ、帰路につきました。
夏だけでなくこれからの秋冬の季節もかき氷が楽しめる「ひみつ堂」と、どこか懐かしい雰囲気を味わえる「谷中銀座」。子どもとふらりと出かけるときの候補に、ぜひ入れてみてください。