
赤ちゃんが生まれて最初のお祝い、お宮参り。
初めてのお子さんだと、神社に行くのよね?くらいの知識しかない場合もあるんじゃないでしょうか。
時期は?服装は?神社に行ったら何をすればいいの?そんな疑問にお答えしましょう。
お宮参りの時期は、生後1ヶ月とされています。でも、ぴったり1ヶ月でなくても構いません。
生後1ヶ月だと、赤ちゃんやお母さんの体調が落ち着いていないことも多いし、真夏や真冬など外出するのが大変な季節もあります。
次の大きなお祝いは100日祝いなので、大体それまでの間で、ご家族の都合の良い、無理のない日程で行えば良いのです。
赤ちゃんの服装は?両親の服装は?
服装もご家族の考え次第です。伝統的なお宮参り用の服装でも、ちょっとしたお出かけくらいのきちんと目の服装でも失礼には当たりません。

赤ちゃんの服装
赤ちゃんの正式なお宮参り用の着物は、「掛け着」と呼ばれる着物です。
写真館などでは赤ちゃんに直接着せ掛けて記念写真を撮りますが、神社にお参りする時は、赤ちゃんを抱っこした人に掛け着を被せるようにして肩と脇から紐を背中に回して結んで着用します。
抱っこする人は伝統的には父方のお祖母様ということになっていますが、ご両親でお参りする場合はお母さんが良いでしょう。
掛け着を着る時には、フードとよだれかけもセットで着用します。
掛け着とフードなどのセットは、「お宮参りセット」などの名前で販売されていますが、レンタルもありますし、写真館で撮影をするとそのまま貸してくれるところも多いです。
暑い時期には無理をせず、セレモニードレスなどの薄手の服装も候補にしてください。
両親の服装
伝統的には、両親も赤ちゃんの着物の格に合わせた着物になります。お手伝いしてくれる方が多い場合はそれも素敵ですが、産後1ヶ月ほどのお母さんが着物で出かけるのは大変です。今では、ワンピースとスーツくらいの服装が一般的です。
神社でのお宮参りの仕方
普通にみんなで神社に出向いて参拝をするだけでも十分です。この場合は特に予約などは必要ありません。
神社で「祝詞(のりと)」をあげていただく場合は、連絡をして予約をしましょう。この場合は「初穂料」「御玉串料」をのし袋に入れて用意します。包む金額は、目安として神社に訊いても大丈夫です。5,000円から7,000円くらいのところが多いようです。
お宮参りの後は食事会
お宮参りの後にはみんなで揃って食事をしてお祝いをします。外食でも家でもご都合に合わせてお祝いの気持ちを込めてお食事をしましょう。
お宮参りの作法は地方によって違ったり、家によっては厳格な作法がある場合もありますので、そういった場合は目上の方に従った方が良いと思います。
なにより赤ちゃんのためのお祝いです。赤ちゃんもお母さんも無理をしないように、楽しい思い出になるようなお宮参りにしましょうね♪
PHOTO/StudioAttrice