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子連れで冠婚葬祭。子どもが「主役」にならないよう、親がするべき配慮とは?

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秋はなにかと冠婚葬祭が増える季節。大人だけでの参列が望ましいことは分かっていますが、留守番が出来ないちいさな子どもがいる場合は、そうも言っていられません。では、子ども連れで結婚式やお葬式に参列する場合、どんなことに気を付けるべきなのでしょうか。


結婚式・披露宴での注意点
まだ物心のついていないベビーとともに出席する場合は、ウェットティッシュ、ミルク(離乳食)、専用のカトラリー、スタイといった育児用品を必ず持参しましょう。出席の返事をする際に、できるだけ出入り口に近い席にしてほしい旨、主催者に告げるのがスマートな対応です。人見知りが激しくてよく泣いてしまう子だったり、母乳育児中で授乳のためにたびたび披露宴を退席するようであれば、同じテーブルに座っている人を気疲れさせてしまうし、他の来賓に対しても失礼に当たりますので、きちんとお断りするべきです。園児以上の子どもでも、おとなしく席に着いていられない子どもの場合、スタッフの邪魔になったり、他の参列者に失礼なことをしでかすことも考えられますので、欠席がマストです。

服装は、たとえどんなに小さくても、女児であればベビー用のドレスを、男児であればシャツに黒のパンツ等、お出かけ着を着用させます。ただし、あくまでも参列者ですので、ハデにしすぎないようご注意を。「うちの子は白が似合うから!」「ほら可愛いでしょ!」とばかりに白いドレスや白いタキシードを着せていくのはマナー違反。あなたの子どもが主役になる日ではありませんので、相手から「白で」と頼まれていない限り、大人と同様のドレスコードを守りましょう。学生の場合は制服を礼服替わりにしても問題ありませんが、靴下+革靴を履かせ、髪型もきちんと整え、礼を失することのないよう注意しましょう。

園児~学生である子どもと出席する場合は、子どもの分の席と食事が用意されることになりますので、子どもの分の祝儀を包むことも必要になります。ある程度格のある結婚式場であれば、夫婦+子ども1人であれば、夫婦分で5万円、子ども分で1万円、子どもが2~3人であれば家族全員で7万円程度の用意を(身内の場合はまとめて10万~20万円)。ガーデンパーティーなど気楽な宴席であれば、子どもひとりあたりを3000~5000円の換算で、プレゼントや商品券にして渡してもOKです。

葬儀・法事での注意点
結婚式の際と同様に、小さなベビーの場合は離乳食などの準備を忘れずに。法事を行う寺院や公民館といった会場では暖房があまり効いていない場合もありますので、寒さを防ぐための防寒着も用意しておきましょう。服装は、白シャツに黒のワンピやパンツ、黒かグレーのジャケットやカーディガンを羽織らせる程度ででOK。中学生~高校生であれば制服を着用させましょう(靴下は白でOKですが、足元は革靴か、黒っぽいスニーカーで)。

香典は、家族でひとつで問題ありませんので、子どもの分を追加する必要はありません。ただし、法事の後に通夜ぶるまい、壇払い、精進落とし等の食事が用意されている場合は、食事の格にもよりますが、夫婦+子ども1~2人であれば、ご霊前、またはお香典として2~3万円程度を包んでおけば問題ありません。

小さいうちからがまんを覚えさせることも大切
まだ小さな子どもの場合、いちばんに気を付けたいのが「騒がないようにすること」です。大勢の大人が集まる場では、子どもはテンションが上がりがち。むやみに大声を出して自分に注意を引こうとしたり、不安感から泣き叫んでしまうことがあります。少しでもグズり始めたら、すぐに部屋から出て、邪魔にならない場所であやすようにしましょう。
また、子どものヒマつぶしに……と、ゲーム機やスマホを与えている親子連れを見かけますが、主賓挨拶、読経中といった、静かに聞かなければならない場面では、きちんと言って聞かせ、ゲームや動画の閲覧を止めさせましょう。こうしたガマンは、子どものころからしっかり覚えさせるべきです。出来ないのであれば、こうした場に連れてくるには「早い」ということ。欠席したほうがいいでしょう。

バカ親に見られないために、ここにも注意!
インスタやTwitterに載せたい、思い出を作らせたい!!と言わんばかりに、宴席の最中にウェディングケーキを触る子どもの写真を撮ろうとする、新婦のドレスを子どもにべたべた触らせる、子どもを無理に抱っこさせる、木魚を叩かせる、お墓の上に座らせる……といったマナー違反行為の目撃談が増えています。ダメ親・バカ親・毒親というレッテルを貼られないためにも、ごく当たり前のマナーは絶対に守りましょう。

冠婚葬祭は、自己満足のための“ネタ”ではありませんし、あなたの子どもを見せびらかす場でもありません。祝う気持ち、弔う気持ち、そうした気持ちが大切な場です。子どもは、親の背中を見て育つもの。自分たちの子どもに、将来、冠婚葬祭時に恥ずかしい思いをさせたくないのであれば、親として責任をもって、正しい背中を見せましょう!
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