
子連れでの旅行先として、常に人気の上位にくる沖縄。羽田から飛行機で約2時間半で到着することができるので移動時間が長すぎず、国内にいながらにして異国気分を味わえるのが人気の秘密です。最近はすっかり秋めいてきてしまいましたが、プールや海遊びを最後に楽しもう!ということで、我が家では先日、6歳の娘と1歳の息子を連れて沖縄旅行に行ってきました。
旅行の楽しみのひとつに「食」がありますが、せっかくだからその土地ならではの食べものを楽しみたいもの。
今回の旅行で子どもたちが好んで食べた、沖縄名物をご紹介します。
沖縄名物の定番といえば、沖縄そば。沖縄そばの種類は厳密にはいろいろなものがありますが、定番は「沖縄そば」と「ソーキそば」。前者はカマボコと三枚肉が乗っており、後者はソーキ(豚のあばら部分を煮込んだもの)が乗っているそばのことです。「そば」といっても蕎麦粉を一切使用していないので、まだ蕎麦を食べさせたことがない1歳の息子でも食べることができました。ソーキのジューシーなお出汁が染み込んだつゆがとても気に入った様子で、おいしいおいしい、とするする食べていました。
ジューシー
沖縄の炊き込みご飯である「ジューシー」。沖縄そばやソーキそばとセットで出すお店も多いこちらは、沖縄の伝統料理であり、多くの家庭で祝い事や法事に欠かせない一品として親しまれているものでもあります。豚のゆで汁を使い、一緒に豚バラ肉や野菜が炊き込まれているので、風味バツグン。野菜だけだとなかなか箸が進まない子どもたちも、豚肉のエキスと炊き込まれている野菜がおいしかったようで、ぱくぱく!お店によってもいろいろな味が楽しめました。
タコライス
メキシコ料理のタコスをアレンジし沖縄で誕生したタコライス。 チーズやひき肉などが散りばめられていて、こちらも子どもたちの大好きな味。トマトやレタスなどの野菜も一緒に食べてくれるので、親としてもうれしいですね。
フーチャンプルー
沖縄名物といえばゴーヤチャンプルーが思い浮かびますが、ゴーヤはさすがに子どもには苦かったようです……。チャンプルーとは沖縄弁で「ごちゃませにする」の意。ゴーヤではなく同じチャンプルー系の料理で麩をチャンプルーした「フーチャンプルー」はふわふわでおいしい!と子どもたちに大好評でした。我が家は普段の食卓でなかなか麩を出す機会がなかったのですが、子どもたちの食いつきにびっくり。積極的にメニューに取り入れようと思いました。
普段あまり食べないものを食べる楽しみも、旅行の醍醐味ですね。
子どもたちは上記のメニューでおいしく大満足、大人は「海ぶどう」「もずく」「ジーマミー豆腐」「グルクンの唐揚げ」などのつまみメニューでオリオンビールや泡盛を堪能……と、沖縄の名物を楽しみました。