
子どもが生まれて一緒に外出するようになった時に気付いたことがあります。それは“知らない人によく話しかけられる!”。赤ちゃんを連れているというだけでこんなに話しかけられるなんて…と驚いたのを覚えています。
しかしそれ故、嫌な思いをしてしまうママさんも…。今回はそんなママさん達の苦い経験談を集めてみました。
・「ショッピングセンターのベンチで休憩をしていたら、隣に座ってきたおばあさんに“赤ちゃん可愛いねぇ、3ヶ月くらい?”と話しかけられました。“今8ヶ月です”と返したら、“小さすぎない?ちゃんとおっぱいあげてるの?今のママは痩せることに必死だけど、きちんと食べて栄養をつけなきゃいい母乳は出ないのよ、赤ちゃんがかわいそうじゃない”と…。子どもが小さめなのは自分が1番よくわかっていて気にしていたので、他人にお説教混じりに指摘されて心はズタズタ。その後、授乳室で思わず泣いてしまいました」。(1歳女の子のママ)
・「市の1歳半検診の時、指さしの質問をされても緊張と極度の人見知りで固まっていた息子。その様子だけを見て保健師さんは「発達に問題があるかもしれないので…」と。家では指さしもするし相手の言うことも理解してる、言葉もたくさん喋ると伝えても軽く受け流され、そのまま要観察に。大丈夫と思っていても保健師さんにそう言われると不安になってしまいました。あれから5年、何事もなく育ち元気に小学校に通っています」。(小学1年生男の子のママ)
「若いママだから…」その一言が呪縛のようにのしかかる
どうやら若くして子どもを持ったママさんは、その若さ故に色々と言われてしまうことも多いよう。
・「まだ子どもが小さかった頃、電車の中でぐずってしまい泣き止まず一人で焦っていました。その時に知らないおばさんが呟いたんです。“若いママだからね~…”って。それ以来その言葉が常に呪いのようにまとわりつき、子どもを“周りから見ていい子”、“親にとって都合のいい子”に育てることに躍起になってしまいました。子どもには窮屈な思いをさせてしまったのでは…と後悔しています」。(小学3年生女の子のママ)
・「子どもが子どもを育ててるみたい。もっと見た目も母親らしくしなさい!と駅のホームでおばあさんに突然言われて戸惑った。子どもの目の前で他人に怒られて、なんだか情けないし悲しい気持ちになりました」。(3歳・1歳男の子のママ)
新米ママの時期は慣れないことの連続で毎日がいっぱいいっぱい。他人から言われた言葉も、普段以上に気にしてしまいますよね。
いつか自分が逆の立場になった時、慣れない育児に奮闘するママさんを(あぁ、懐かしいなぁ…)と温かい気持ちで見守ることができるような人になりたいものです。
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