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「厄年」って何?今さら聞けない疑問にお答え!

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30代40代になると、何かと話題に上る「厄年」。そもそもどんなもので、何をするべきなのか、耳にすることが多いわりに、「厄年」そのものの意味を知っている人は少ないもの。今さら誰かに聞くのも恥ずかしいし……なんて皆さんのために、わかりやすく解説しましょう!
分かっているだけで1200年以上!古い歴史を持つ厄年
厄年というものがいつ頃作られて日本に広まったのかは、まったくわかっていませんが、平安時代にはすでに用いられていたとされ、「源氏物語」や「栄華物語」「水鏡」といった古典文学に、厄年の記載が出てきます。中国から渡来した陰陽道が、厄年の由来ではないか?とする意見もあるようですが、根拠はまったくありません。
ちなみに平安~江戸時代までは、厄年というのは男女ともに共通した年数に訪れるとされていました。平安時代には、貴族たちが自分の「干支」の年を厄年とし、健康等に警戒するという風習があったといいます。これが江戸中期頃になり、女性は19歳・33歳、男性は25歳・42歳という年齢が決められ、庶民にじわじわと根付くようになりました。さらに明治に入ると、厄年の年数が増え、前厄・後厄が増え……と、複雑なシステムが確立されました。

厄年って、何歳のときに訪れるもの?
平安時代には、12年に1度という頻度で訪れた厄年。12歳、24歳、36歳、そして48歳(すべて数え年)……と、12年ごとに厄年が来ると信じられていました。
昔の日本で12歳といえば“大人”として元服する年齢。そのため、この年齢まで健康に育つかどうかが、ひとつの区切りとなっていました。24歳ともなれば、子どもの数人も抱えて忙しく働く年齢であり、36歳になれば孫が生まれてもおかしくない年周り。当時は平均寿命が短く、48歳といえば高齢者と言える年齢です。こうした人生の「節目」となる年齢を「厄年」とし、無理をせず、自重しながら過ごす……というのが、厄年の意味だったようです。

現在では、厄年はおおむね、

男性=25歳・42歳・61歳
女性=19歳・33歳・37歳

とされています。

厄年になったら「厄祓い」「厄除け」をするべき?
ずばり言ってしまえば「厄払い(神社で行うもの)」「厄除け(寺で行うもの)」は、する必要はありません。先程の歴史を見ていただいても分かる通り、何か特別な理由があって「厄年」が決まっているものではなく、すべての人に「厄」が訪れるわけでもありません。いわゆるゲン担ぎに近い“迷信”なので、気分的な問題であることが分かっていただけることでしょう。

気分的に「厄払い」「厄除け」をしたい……というのであれば、住んでいる地域にある氏神様や菩提寺に、ごく普通にお参りをすることをおすすめします。年始に初詣に出かけるようであればそれで十分ですが、どうしても不安に思うのであれば、誕生日や節分といった節目に当たる日に、氏神様または菩提寺で、厄払いの祈願・祈祷を行いましょう。

では、厄年になったら何をすればいいの?
これもごく簡単。何も特別なことをする必要はありません。野菜を多めにとり、肉類魚類もまんべんなく食べ、適度な運動をし、よく働き、不平不満は控え目に、できるだけ笑顔で過ごす――そんな「当たり前」の生活を送ることが、何よりの厄払いになります。
とくに「笑顔」は、アンチエイジングに最適で、脳を活性化させる上にストレスの発散に、身体を健康的にするのに役立ちます。「笑う門には福来る」という言葉があるように、笑顔というのはすべての“災厄”を払う最大の武器になるのです。

厄年になったら、ステキな笑顔で毎日を過ごす!
これが、最も簡単で最も効果がある、厄年の祓い方なのです。

PHOTO/Fotolia




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