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ヘアカラーの色落ち早くない?サロンの仕上がりを保つならダメージケア!

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ヘアサロンでカラーリングしても、すぐに色が落ちてしまうことありませんか?お気に入りの色はできるだけ長持ちしてほしい!そんな色落ちに悩む方に、カラーが長持ちするケアを紹介します。


色落ちはなぜ起こる?
染めた数日はしっかりと色が入っているものの、お風呂でシャンプーを繰り返すと、次第にカラー剤が抜けてきます。特に、明るく脱色した髪の状態からカラーをすると、日ごとに色落ちが目立つように。

一般的にカラー剤と呼ばれているものは『アルカリ性ヘアカラー』といって、髪の内部にまで浸透し、髪のメラニン色素を脱色しながら色を入れますが、半永久的に発色するものではなく、シャンプーを繰り返すうちにカラー剤の成分が徐々に流れ出てしまうのです。

その原因は、キューティクルにあります。髪の表面をうろこ状に覆うキューティクルは、水分に触れると膨張し隙間を作ります。シャンプーで髪を濡らすことで、キューティクルが開き、シャンプーの洗浄成分によって、カラー剤まで一緒に洗い流されてしまうのです。

カラーやパーマを繰り返した髪は、ダメージによってキューティクルが剥がれていることが多く、ダメージを受けやすく乾燥しやすい毛先から色落ちが進みます。

カラーケア用のシャンプーで色落ち対策
シャンプー時の色落ちを防ぐためには、シャンプーそのものをカラー専用のものに変えるといいでしょう。カラー専用シャンプーは、カラー成分を髪の内部に留めておく吸着剤や保護剤など、色落ちを防ぐことに特化した成分が入っているため、同じようにシャンプーしても色落ちを出来る限り防ぐことができます(成分はメーカーによって違います)。

また、ダメージによって、キューティクルが剥がれている状態の髪の毛も、色落ちが早くなってしまう原因。ダメージケアも色落ちを防ぐには欠かせない為、洗浄力の強いスカルプケアのシャンプーや石けんシャンプーなどよりは、シリコン系やアミノ酸系のシャンプーで、髪を保護することをオススメします。

色味によっても差がある色落ち
多くの日本人の髪の毛は、メラニン色素が濃く赤みを帯びています。脱色した髪が、少し赤茶けているのはそのせいです。その為、カラー剤でも赤味を帯びた色はとても入りやすく抜けても目立ちにくいのが特徴です。

反対にアッシュ系など青みを帯びたカラーは、カラー剤自体の色味が薄い色をしていることもあり色味が入りにくく、また深く入れてしまうと濁った色味になるという性質があるため難しい色といわれています。

色味を長く持たせたいなら、レッド、オレンジ、ブラウンなど、赤みの入ったものが持ちやすく色落ちしていても目立ちにくいでしょう。


ヘアカラーは気分を変えるのにぴったりな方法。キレイな色味をセルフケアでしっかり持たせて、長く楽しんでくださいね!
PHOTO/Fotolia


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