ライフスタイル

高かったからという理由で手放せない。それが「モノの捨て時」です!

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多くのモノに囲まれた暮らしをする人たちにとって、年末の大掃除は面倒な一大イベントです。しかし、今話題の“ミニマリスト”や“持たない暮らし”を実践する人たちは、大掃除をする必要がありません。必要なモノだけを管理できるので、散らからないスッキリしたライフスタイルを保つことができるのです。それでは、手放せないモノをたくさん持つ人はどうすればいいでしょうか?そこで今回は年末の大掃除に向けて、整理収納アドバイザーの資格を持つ筆者が「モノの捨て時」をズバリお伝えします。
落ち着かない部屋って、ゴチャゴチャしてますよね。部屋を見渡せば、使わないモノが収納スペースを支配し、使うモノが見える場所で散らかっています。そこで「収納グッズを買おう!」と思ったり、「もっと広い部屋へ引っ越そう!」と夢を巡らせたり、週末になると「居心地の良い場所でリラックスしよう!」とお金を使った解決策を考えます。根本的な問題に向き合わず、別の理由を探そうとするのです。

[原因]モノはなぜ増え過ぎてしまうの?
モノと人間の関係は、よくダイエットに例えられます。摂取カロリーと消費カロリーがイコールの関係なら、体重は増えません。入ってくるモノ(摂取)と出ていくモノ(消費)のバランスが良ければ、スッキリした部屋を維持できます。見直すべきなのは、買う(入ってくるモノ)と手放す(出ていくモノ)のバランスです。モノと人の関係にある“意識”を変えるのが、本当の“片付け”なのです。

[見直す]家にあるモノを分類してみる
はじめに、押入れなどの大型収納庫にあるモノを、全部出して分類してみましょう。必要なモノと不必要なモノに分けると、どうしても「悩ましいモノ」が出てきます。それは、思い出のモノや使っていないモノなどです。思い出のモノは、箱へ入れて大切に保管しましょう。使っていないモノは、その理由を挙げてみましょう。

モノを全部出して、3つのゾーンに分別する
(A)必要なモノ(使っている)(B)不要なモノ(使っていない)(C)悩ましいモノ

(A)は、5つの使用頻度別に分別する
 ①毎日 ②3日に1度ぐらい ③週に1度 ④月に1度 ⑤年に1度
(B)は、目安をもとに処分する
 ①1年以上使っていない ②モノとしての機能が果たせない(故障)③気に入らない
(C)は、その理由を掘り下げる
 ①思い出のモノ ②迷信が気になるモノ ③壊れていないモノ ④欠陥のないモノ ⑤他人から頂いたモノ ⑥小さなモノ ⑦捨て方がわからないモノ ⑧高価だったモノ

悩ましいモノ(C)の分け方
①は、大切に保管しましょう。②のお守りや人形などは、神社などで供養してもらう方法があります。③壊れていない家電類。リサイクル店なら2年以内の状態の良い品に金額がつきます。現代ではSNSフリマなどで、現金化できるケースもあります。ほか、粗大ごみとして潔く処分しましょう。④カップ&ソーサーなどセット品の片方が欠けたもの。モノの意味が無くなったと思い処分しましょう。⑤土産ものや結婚式の品物などは、使わない&気に入らないデザインの場合は感謝の気持ちだけを残し、必要な方へ譲りましょう(リサイクル店、SNSフリマなど)。気になる場合は、写真を撮って保存するのも素敵です。⑥アクセサリーや文房具など、かさばらないモノこそ数年間も使っていないはずです。潔く処分しましょう。⑦ラグや布団など捨て方がわからないモノは、自治体などに確認しましょう。このように、②〜⑦は処分する理由も明確で、割りとサクサクと処分できるモノだと言えます。

手放せない人に多い「高かったから」の裏側
⑧は、1番手放しにくいモノです。高かったモノの裏には「似合わない」「着心地が悪い」「時代遅れ」「使いづらい」「思っていたのと違う」など、ネガティブな気持ちばかりが潜みます。さらに、購入当時の思い出と使わない理由を聞くと「10年以上前に買ったバッグだけれど、今持つのはダサくて」「痩せていた頃に買ったドレスだけど、サイズが合わなくて」「このヒール、頑張って買ったのに歩くと痛くて」「フランス製なのに、重くて使いにくい鍋なので」などの理由が返ってきます。この高かったモノは、今も未来も“使わないモノ”です。

モノを使わないことが、モノを粗末にしている
「高かっただけのモノ」たちは、収納スペースの支配、ホコリや虫食いの巣窟、臭いの原因、メンテナンス代など、やりきれない気持ちだけを作ります。スッキリしない家の奥にある、モヤモヤの原因。これを解決するには、手放せない理由と向き合うことが大切です。そして、この高かったモノを処分することが出来たとき、他のモノまで面白いほどサクサクと手放すことが出来るようになるのです。

大掃除を前に、一気に片付けてみませんか? ひとつでも“気づき”があれば、掃除や片づけに追われる日常から解放される日が訪れるはずです。新しい2018年を、気持ちよく迎えるために!

PHOTO/Fotolia




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