ヘルス

コーヒーは1日1~2杯が許容量。カフェインの過剰摂取と副作用にご注意あれ!

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アメリカ、ブラジル、ドイツに次いで世界第4位の消費量を誇るコーヒー大国・ニッポン。2010年頃にコンビニエンスストアで淹れたてのコーヒーを手軽に買えるようになってからは、コーヒーの消費量はうなぎのぼり状態。2016年には47万トンものコーヒーが日本国内で消費されています。
しかし!!ここで注意したいのは、カフェインの過剰摂取です。朝の目覚めの一杯から始まり、昼、おやつ、夕食後……と、コーヒー好きな人は1日10杯近く飲んでいることもあるのだとか。どれくらいの量にとどめておくのが、健康を維持する上で大切なのでしょうか。
カフェインの摂取量の上限は?
実は日本では、カフェインの摂取上限や許容量といった基準は定められていません。しかし2015年、欧州の食品安全機関が、カフェインの安全性に関する科学的意見書を作成。健康な成人が摂取しても安全だと考えられるカフェイン量を示しました。
体重により幅がありますが、

・40kgの成人 1回120㎎まで/1日228㎎まで
・50kgの成人 1回150㎎まで/1日285㎎まで
・60kgの成人 1回180㎎まで/1日342㎎まで
・70kgの成人 1回210㎎まで/1日399㎎まで
・80kgの成人 1回240㎎まで/1日456㎎まで

とのこと。

一般的なレギュラーコーヒーは、100mlあたり60㎎のカフェインが含まれているとされますので、コーヒー1杯(150ml)で90㎎。体重50kgの成人の場合、数値の上では

1日に3杯までなら飲んでもOK!

ということになります。

しかし、カフェインはコーヒーだけに含まれているものではありません。ココア、玉露、紅茶、ウーロン茶、コーラ、チョコレート、燃焼系サプリメント、栄養ドリンク、総合感冒薬、解熱鎮痛薬、鼻炎用カプセル――と、様々な製品に、カフェインがふくまれています。また、上記の許容量はあくまでも「健康な」場合での数値です。健康を害することのないようにするためにも、コーヒーは1日1~2杯程度にとどめておくことが大切なのです。

カフェインとは、適切な距離を保って付き合いましょう!
ちなみにカフェインとは、アルカロイド類の化学物質で、植物が自分の身を守るため(昆虫に自分を食べられないため)に作りだした物質だと考えられています。熱に強く、摂取してから20~30分で体内に吸収されて全身に回り、眠気を冷ましたり、集中力を高める上で役立ちます。

しかし、体質や摂取量によっては副作用が出ることもあり、不眠やめまい、頭痛、気分の落ち込みなどが見られることも。カフェイン中毒(カフェイン離脱症状)を引き起こしてしまうと、短気になったり、関節の痛みに苛まれることもわかっています。また、カフェインは鉄分の吸収を阻害するので、過剰に摂取してしまうと貧血になりやすく、骨が脆くなってしまうのだそう。食事の前にコーヒーなどカフェイン含有量の多いドリンクを飲むことは、絶対に避けましょう。

女性ホルモンの分泌を高めたり、不安感を拭ってくれたりと、味方に付ければいいことも多いカフェイン。適切な量を摂ることを心掛けてみてください!
PHOTO/Fotolia




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