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風邪のひき始めに「大根おろし」が主役の「抗菌野菜鍋」が効く!

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風邪のひき始め(初期症状)を感じたら、どんな対処をしますか? 温かい飲み物と食事をとり、市販の風邪薬を飲んでおとなしく眠る、もしくは、翌朝に病院で診てもらうなどが多いと思います。実は筆者、風邪で寝込んだことがありません。というのも、「医食同源」や「食養生」、「自然治癒力を引き出す食事」などの本を愛読して、そこで紹介されている食材を使った料理を実践しているからです。もちろん体質もありますが、風邪のひき始めの友人や夫を完治させた実績もある我が家の「抗菌鍋」をご紹介します。
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免疫力を高める「抗菌野菜鍋」の材料
■材料(2人前)
(a)鶏もも肉……1枚
(a)手羽先……適量
(a)昆布 or 干ししいたけ……適量
(a)長ネギ……青い部分2本分
(a)皮付きしょうが……約30g
(a)ニンニク……4片(1人当たり2片)
(a)大根……1/2本
(b)長ネギ……白い部分1本分
(b)にら……1束
(b)春菊……1束
(b)白菜……1/4
(c)ゆず果汁たっぷりのポン酢……適量
(c)ゆずの果皮……1/4個分
(c)すりおろし大根……1/3本
(c)すりおろししょうが……お好みで
※材料は目安です。すべて、お好みの量でOKです。

風邪の予防は、「一に睡眠、二にうがい、三に食事」
筆者の場合「あ、喉に違和感がある」と感じたら、一に加湿器と湯たんぽを用意して眠り、二に緑茶でうがいをして、三に「抗菌鍋」を食べるようにしています。旬の食材は「体に良い」と言われるように、冬野菜には風邪を予防する栄養素がたっぷりと含まれています。これらの材料を、じっくりコトコト煮込んで和風薬膳鍋のように味わいます。

■風邪知らずの「抗菌鍋」の食材パワーとは?
●鶏もも肉…体温を上げるタンパク質と、喉の粘膜を守るビタミンAの働きをもつ。
●干ししいたけ…生のしいたけより栄養価が高い。免疫力を高める、レンチナンが豊富。
●昆布…疲労回復や風邪の予防に効果を発揮する、ヨウ素が豊富。
●ネギ…ネギに含まれるアリシンは、代謝を活性化し強い殺菌作用がある。青い部分には、粘膜を保護するβカロチン。白い部分には、発汗促進を高め免疫力を上げる硫酸アリルを含む。
●大根(旬の冬野菜)…大根に含まれる、ビタミンCとビタミンEが身体を温める。また、アミラーゼなどの消化酵素が胃の働きを優しくサポート。大根の葉には、鉄分とカロチンが多く含まれるので、柔らかな葉だけを鍋に入れる。残った部位は、お味噌汁やふりかけなどにおすすめ。
●大根おろし…大根はおろすことで、辛味成分イソチオシアネートが発生。強い殺菌効果と、喉の炎症を鎮め、咳を抑える効果があるので、必ずすりおろしたての新鮮なものを摂取すること。
●春菊、ニラ、大根の葉(苦味野菜)…免疫力を高めるβカロチンが豊富。粘膜を保護してウイルスの侵入を防ぐ働きをもつ。
●白菜…ビタミンCやA、豊富なミネラルとカリウムを含み胃を優しく守る。
●しょうが…強い殺菌作用を持つジンゲロールを含み、加熱するとショウガオールという辛味成分に変わり、血行を促し体を温める。すりおろしたての生しょうがを摂取すると免疫力が高まる。
●ニンニク…ネギと同じアリシンと、疲労回復と感染症の予防に効果がある硫酸アリルが含まれる。ニンニクやネギを切ると、目が痛くなるのは粘膜を守る働きによるもの。
●ゆず…冬至に「ゆず湯に入れば風邪を引かない」というように、ゆずの果皮にはビタミンCが豊富。熱に弱い栄養素のため、ゆずの果皮は加えるのは、食べる直前が良い。疲労回復に効果的なクエン酸も豊富。
●お酢(ポン酢)…喉の痛みを抑える効果と殺菌作用がある。

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■作り方
①土鍋に1.5Lの水と昆布( or 干ししいたけ)を入れ、30〜60分ほど旨味をしっかり出します。
②食べやすい大きさに切った鶏もも肉と手羽先、長ネギの青い部分2本分、5mm程度にスライスした皮付きしょうが、芯を抜いたニンニク4片、半月切りの大根を入れてじっくりコトコト1~2時間ほど煮込み白濁スープを作ります。水分が減るので、様子を見ながら加水してください。アクは必ずすくい取ります。
③②から、鶏もも肉とにんにく以外のすべてを取り出します。取り出した具材は別の鍋で煮込み、雑炊用のスープやお好みの味付けにしてチキン大根スープとしても楽しめます。
④③のスープに、お好みの大きさにカットした(b)の野菜を加えてサッと煮ます。
⑤ゆず果汁たっぷりのポン酢(c)に、大根おろしを汁ごとたっぷりと入れてください。

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「抗菌鍋」で大事なポイントは、ポン酢と生の大根おろしで食べることです。筆者は季節を問わず、お酢、生の大根、ネギ、生の薬味(しょうが、にんにく、しそ)を必ず食べるので、風邪知らずの体質になったと信じています。その証として、夫も風邪で寝込むことがなくなりました。「あ、風邪かも…」と思ったら、ぜひお試しを!

PHOTO/ito maki




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