
この季節、お子さんが園や学校で芋掘りに行くことが多いと思います。
そして、意外にどっさりとたくさん持ってかえってくるサツマイモ!
シンプルに焼き芋やふかし芋にしても美味しいのですが、何回か続くとマンネリ感が出がちですよね?
そこで、ひと手間加えて大学芋にしてみましょう!
大学芋の本来の作り方は素揚げしたサツマイモを別の鍋で作ったタレで煮絡めるというもので、ちょっと面倒かもしれません。
ですが、このレシピだとわざわざ揚げずに、フライパン一つで簡単です!
揚げないから後片付けも簡単です。サツマイモを掘ってきたお子さんと一緒に作るのも楽しいと思います。サツマイモを切る時だけ、硬いので手を切らないように注意が必要ですが、後は任せっぱなしにしてしまっても良いくらい簡単です。調理時間は約20〜30分です。
材料(3〜4人前)
サツマイモ 中3本くらい
油(サラダ油、グレープシードオイルなど香りにクセがないもの) 大さじ3
砂糖 大さじ3
黒ごま 小さじ1

作り方
1.サツマイモはよく洗い、表面をキッチンペーパーなどで拭いて水気をしっかり取って、
皮つきのまま大きめの乱切りにする。

2.火をつける前のフライパンに油と砂糖を入れ、軽く混ぜ、フライパンの底面になるべく均等になるように広げておく。

3.油と砂糖を広げたフライパンに切ったサツマイモをなるべく重ならないように平らに並べる。

4.火をつけ、最初は中火で加熱して、フライパンが温まってパチパチ音がしてきたら蓋をして弱火にして約10分加熱する。

5.10分たったら、サツマイモがひっくり返るように全体を混ぜ、再び蓋をして約5分加熱する。

6.竹串などを刺してみて、柔らかくなっていたら黒ごまを加え、全体をよく混ぜながら、タレを絡ませる。水分が飛んで、全体がツヤツヤした感じになれば出来上がり。

お子さんのおやつにも、おかずにもなる大学芋。サツマイモが美味しいこの季節に、ぜひ作ってみてくださいね!
PHOTO/Maiko Kudo