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ワンコインで美容成分たっぷり! お茶パックで簡単「米ぬか風呂」でお肌ツヤピカに!

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健康と美容のために「ぬか漬け」を始めたら、手がしっとりキレイになった…なんて声を聞いたことがありませんか? 米由来の酵母や発酵エキスなどを使った、サイエンス系コスメが注目されています。ブランドによっては、数万円もするので驚きです。そんな秘めたるパワーを持つお米ですが、最も栄養を含むのは「米ぬか」の部分です。精米店へ行けば、無料もしくは数百円程度ですから使わない手はありません。カサつく肌が痛む、冬にこそ活用したい「米ぬか風呂」の魅力をお伝えします。
「米ぬか」の栄養って、どんな効果があるの?
お米から取れる「米ぬか」は、昔から「ぬか袋」などの美容品として古くから愛されてきました。玄米を精白すると、白米(胚乳)と米ぬか(胚芽と外皮)に分かれますが、「米ぬか」のほうが多くの栄養(ミネラル、ビタミンE・B群、オレイン酸、γ-オリザノール、γ-アミノ酸、フェルラ酸、フィチン酸、こめ油など)を含むそうです。これらのパワーが、お肌に潤いと輝きを与えキメを整えてくれます。特に、保湿と美白への効果が期待できるため<酵素風呂>の材料としても知られています。

「米ぬか」って、どこに売っているの?
「米ぬか」は、とても痛みやすいのでスーパーなどでは販売されていません。一番理想的なのは、化粧糠と呼ばれるパウダー状の「白糠(白ぬか)」ですが、米ぬか全体から5%程度しかとれない希少なものだそうです。筆者の場合は、有機農法の玄米を精米店で購入し、新鮮な「米ぬか」を頂いています。家庭用精米機があれば、もっと新鮮な「米ぬか」を入手できるので安心ですね。

ビタミン・ミネラルたっぷりの「米ぬかパック」の作り方!
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100均のお茶パックの場合は大さじ3杯入れて、それを1回に2袋使用します。サイズが大きめの出しパックなら、大さじ6杯の「米ぬか」が1袋に入ります。ほか、手持ちのガーゼでも大丈夫です。冬場は冷蔵庫で1週間ぐらい持つと言われているので、一度に7回分を用意してジップロックに入れて保管するのも良いでしょう。使ったらゴミ箱へ入れるだけなので、簡単です。

保温・保湿性バツグン「米ぬか風呂」の入浴法!
パックに入れた「米ぬか」を浴槽に入れ、成分を出すようにゆっくり揉み込みます。また「米ぬか」をお湯で溶かせば、ペースト状のスクラブにも。ただし、米ぬかのカスが浴槽にこぼれることがあるので注意してください。
(※注意)使用する前に「米ぬか」をお肌に少し塗って、アレルギーテストをしてください。また、防腐剤などの加工処理がないため、新鮮な「米ぬか」以外は使用しないようご注意ください。

「米ぬか」は、油分が多いので肌の乾燥を防ぐ保湿入浴剤になります。お風呂に入るだけで、体全体をしっとりと包み込んでくれます。ただし「生もの」なので使用法と保管法に注意が必要です。ご自身の肌に合うか、少しづつ歩み寄りながら「米ぬか」美容を試してみてください。これまでにない、最強のコスパで美白・美肌を叶えてくれるかもしれません。
PHOTO/ito maki

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