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大人ニキビは思春期ニキビとココが違う!それぞれの対処法とは?

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冬から春への季節の変わり目は、肌の状態が不安定になり、乾燥肌で皮脂分泌がそれほど多くないという人でもニキビができやすくなります。大人になってからできるニキビは、思春期のニキビとは原因が違い、そのお手入れ方法も異なります。今回は、思春期のニキビと大人ニキビの違いと、それぞれのお手入れ方法をお伝えします。
大人ニキビの特徴とは?
大人になると、それまでニキビで悩んだことのなかったはずの乾燥肌の人も、突然、大きなニキビができることがあります。その理由は、なんらかの理由で角質が厚くなり、皮脂が毛穴に詰まって炎症を起こしてしまうことにあります。主に、頬やフェイスライン、口周りやあごなど、顔の下半分にできやすいのが特徴です。

大人ニキビの原因と対策は?
角質が厚くなり皮脂が詰まりやすくなる原因は、ストレスや睡眠不足などでターンオーバーが乱れたり、免疫力が低下したり、ホルモンバランスが崩れたりすることにあります。単純に過剰な皮脂分泌が原因ではないので、皮脂を取りすぎては逆効果になってしまうことも!まずは、角質を柔らかくし、さらに炎症を抑えることが効果的になります。そのためには、大人ニキビ専用の化粧品でお手入れするようにしましょう。オルビス化粧品の薬用化粧品シリーズや、資生堂dプログラムのアクネケアプログラムなど、繰り返す大人ニキビのケアに特化した化粧品のライン使いをおすすめします。
また、ぽつんとひとつだけ大きなニキビができてしまうことも大人肌にはよくあります。一般的には、その部分のみに、ニキビに効くとされるサリチル酸やレゾルシンなど有効成分の配合された医薬部外品を塗布すればよいと言われていますが、大人ニキビの場合は、原因もそれぞれ。治療法を誤るとなかなか治りにくくなるので、できるだけ専門の皮膚科を受診することをおすすめします。

思春期のニキビの特徴と原因、そして対策は?
対して、思春期のニキビは、Tゾーンの皮脂分泌の激しい場所にできやすくなります。皮脂が過剰に分泌して、アクネ菌が増えて皮膚が炎症を起こす症状をいいます。小学校の高学年にもなると、皮脂分泌が盛んになるので、思春期のニキビがそろそろ出始めるお子さんもいらっしゃるかもしれません。原因は、思春期特有の過剰な皮脂分泌ですので、朝晩にきちんと洗顔することが大切になります。お子さんがニキビ肌だと感じたママは、洗顔を指導してあげてくださいね。洗顔後に、ティーン用のニキビ対策化粧水をやさしくつけてあげるのもいいでしょう。

ニキビが気になると、つい触りたくなってしまうことが多いのですが、いずれの場合も、雑菌が入らないようになるべく触らないようにしましょう。大人も思春期のお子さんも、それぞれにあった対処法で、ふだんから予防を心がけつつしっかりとケアしていきましょう。

PHOTO/Fotolia


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