
ママと子どもの生活必需品、ママチャリ。子どもの座席を、いつ「前乗せ」から「後ろ乗せ」に付け替えるのか、タイミングを悩んでいるママも多いのではないでしょうか? 筆者は悩みに悩んだ結果、娘が3歳半を過ぎたタイミングで付け替えました。付け替えるまで悩んでいたポイントや、付け替えて改善されたポイントなどをご紹介します。
ママチャリの「前乗せ」座席は、(自転車によって異なりますが、たいてい)1歳前後から乗せることができます。また、説明書に「乗せられるのは15キロ以下の時期まで」と明記されている自転車がほとんどです。ただ、筆者の周りでは、第二子が生まれて自転車を3人乗りに変えなければならなくなったママは、第一子が15キロに満たない2歳半くらいの段階で「後ろ乗せ」デビューしていました。「前乗せ」座席には、高々と子どもを抱き上げなければ乗せられないので、ママ友に「後ろになるとラクだよ~」と言われていたものの、筆者はなかなか付け替えできずにいました。
その第一の理由は価格。自転車の座席は、高いんです。それに雨除け・防寒用のカバーも、「前乗せ」と「後ろ乗せ」では別のものを買わなければならないので、それも含めるとかなりの出費になります。
もうひとつは、子どもが「後ろ乗せ」にスムーズに慣れられるのか?というところ。「前乗せ」デビューした1歳頃、自転車に乗ると、我が子は泣いてばかりいました。また振り出しに戻るのか……と思って、躊躇してしまっていたところがあります。
さらに、ママ的にも淋しさがありました。「前乗せ」では、子どもの姿が見えるので、話しかけやすいですし、様子もわかるので安心できます。でも、「後ろ乗せ」にしてしまうと、子どもの姿が見えなくなってしまいます。それに自分が慣れられるのか……というところも、悩みの種でした。
そんなこんなで、3歳半まで「前乗せ」を通してきたのですが、ついに我が子の体重が14キロを突破。先日「後ろ乗せ」に付け替えました。
実際に付け替えてみて、どうだった?
さて、付け替えてみて、事前の悩みを振り返ってみました。まず、やっぱり価格は高かった! 筆者は、「後ろ乗せの座席を購入・付け替え」「後ろに付いていた荷物載せカゴを前に付け替え」「後ろ乗せ座席用のカバーを購入・付け替え」まで自転車屋さんにお願いしました。自分でやる手間を省きたかったから、自分でやるには安全性に自信がなかったからフルコース価格になりましたが、ママ友によっては「座席だけネットで買って、自転車屋さんに持っていって付け替えてもらった」「座席やカバーをネットで買って、パパが付けた」という意見もありました。
そして、子どもが慣れるかどうか?は、座席に昇り降りする時は少し手間取っていますが、乗っている間は違和感がないようです。ママの方が、目の前に子どもがいないことや、後ろ乗せ座席に子どもを乗せたままでスタンドを立てる時の重さに、まだ慣れません。ただ、前輪が軽くなることで、運転は想像以上に楽になりました。
いかがでしたか? これは、あくまで筆者の体験談であり、筆者が持っている「3人乗り対応子ども乗せ電動アシスト付き自転車」にまつわる話ですので、子どもの成長を見ながら、使っている自転車に合わせて、付け替えを検討してみてくださいね。
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