今年もとうとう杉花粉が飛び始めました。
筆者の住む東京には2月半ばから、これから日本全国に飛ぶことでしょう。恐ろしいですね!
すでに、目が痒くなって、くしゃみを連発しています。
花粉症は薬でかなり症状が抑えられます。花粉症の方は一刻も早く薬を入手したいことと思いますが、これからの季節、耳鼻科は常に激混みです。仕事、子育てがあると行く時間を捻出するのも大変なのではないでしょうか。
そこで筆者はここ数年、いつも近所の眼科に行っています。眼科は耳鼻科に比べるとそれほど混んではいません。それに、眼科ならではの利点もたくさんあるのです。
眼科でも花粉症の薬をもらえるってご存知でしたか?
筆者も最初は耳鼻科を受診していました。でも目の痒みが強かったため目薬を出してもらえるよう耳鼻科の先生に相談したら、「うちでも目薬は出せるけど、眼科だともっと強い薬が出せるから、目の痒みが治まらないようだったら眼科に行った方がいいですよ」とアドバイスされたのです。
そこで眼科に行ってみたら、本当に目の状態がかなり改善しました。
眼科では目の検査をしてもらえる
目が痒くなるタイプの花粉症の場合、どうしても目をこすってしまうため、角膜に傷がついてしまうことが多いのです。筆者も目の検査をしてもらったところかなり傷がついていたそうです。
耳鼻科で出る目薬は1種類でしたが、眼科では3種類(痒み止め、炎症をおさえるもの、角膜の傷を治すもの)出してもらえました。
痒みが抑えられるので、目をこすることもなくなります。
角膜に傷がついてしまうと、コンタクトレンズが使えなくなってしまいます。ですので、特にコンタクトレンズ使用の方は予防のためにも眼科を受診しておいた方が良いと思います。
眼科でも花粉症の薬は一通りもらえる
眼科でも、花粉症用の飲み薬、点鼻薬も出してもらえます。特に飲み薬は耳鼻科でも眼科でも同じ種類のものがあるので、体質に合ったものがある人はリクエストすると良いでしょう。
点鼻薬ももらえるので、鼻の症状が重い人でも大丈夫だと思います。
筆者の場合は、飲み薬とマスクで鼻関係はほぼ抑えられるのですが、マスクが使えない時などの場合用に点鼻薬も出してもらっています。
花粉症の方、ぜひ受診の選択肢に眼科も入れてみてください。そして、早めに花粉症対策をして、さわやかに春を迎えましょう!
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