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絵本編集者がすすめる! お花見の時期にぴったりの絵本3選

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ようやく春の気配が感じられるようになってきました。間もなく桜が咲き、お花見の季節がやってきます。そこで今回は、絵本編集者である筆者が、数あるお花見をテーマにした絵本の中でも少し目先を変えたおすすめの作品をご紹介したいと思います。
幻想的な絵が美しい『うさぎのくれたバレエシューズ』
何年もバレエを習っているのに踊りが上手にならない女の子がいます。いつも「もっと踊りが上手になりたい」と願う女の子の元に、一足のバレエシューズが届きました。それは桜の木の根元でバレエシューズを作るうさぎからの贈り物でした。作品全体を通して、とても幻想的で淡い色調の絵が続きます。「さくらの木のしるで、しろいぬのをさくら色にそめた」シューズという設定は今までにない斬新さがあり、そのシューズを履いて満開の桜の下で女の子が踊る姿はとても美しく、絵本というより一遍の詩を読んでいるような気分になる作品です。

うさぎのくれたバレエシューズ (えほん・こどもとともに) [ 安房直子 ] - 楽天ブックス
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花見で陽気になるのは人間だけではない!? 『おばけの花見』
三つ目やひょうすべなど昔ながらの妖怪がたくさん登場する物語です。うきうきと花見に出かける様子も楽しく、うたげでは歌ったり踊ったり。ところが、花見に呼んでもらえなかったかみなりがすねて雨を降らせて大暴れします。さて、どうするか!? ちょっと色っぽいろくろくびのあねさんの活躍は必見の価値ありです。あねさんの首がちぢんでいく様子を「への への への」という独特の擬態語で表現しているのですが、目に光景が浮かぶような「言い得て妙!」という言葉の面白さも感じる作品です。

おばけの花見 (キラキラえほん) [ 内田麟太郎 ] - 楽天ブックス
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頭の上がどうなっているの!? 『さくらとふじお』
登場人物のふじお君は頭が富士山の形をしていて、さくらちゃんは頭に桜の木が芽吹いています。大きくなったらふじお君の頭には雪が、さくらちゃんの頭には桜の花が咲くことになっていて、二人はそれをとても楽しみにしています。ある時、けんかをしてしまってから遊べなくなってしまう二人ですが、その間に二人の頭には念願の雪と桜の花が! 仲直りの方法も二人らしい展開で、ふじお君がさくらちゃんの桜の花を「はるのにおいがしたよ」と言うセリフには少しキュンとします。全面に桜や花見の様子が描かれる物語ではありませんが、春らしい雰囲気を感じられる作品です。

さくらとふじお -
さくらとふじお -

あたたかいお花見の季節。お気に入りの絵本を持ってお出かけしたいものですね。

PHOTO/Fotolia

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