子育て

将来結婚をしたくない子どもたち! その理由とは!?

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我が家に遊びに来る小学生たちと話していると男女問わず「将来結婚をしたくない」という子がそれなりにいます。理由を聞いてみるとその答えは様々。そこで今回は結婚をしたくない子どもたちにその理由を聞いてみました。
自分主義の善し悪し!?
結婚したくない理由の中で男子に多かったのが「自分で働いて得たお金を人に使われたくない」という声でした。現代は、魅力的なイベントやアイテムが盛りだくさん。自分に投資することは良いのですが、自分主義の善し悪しを感じる答えでした。一方で「パパはお仕事が大変そうだけど、ママはゴロゴロしたり友達とランチに行ったりしていて、ああいうのを見ていると奥さんはいらないと思う」という声も。子どもは意外にママの行動をよく見ているものです。親の姿勢として気をつけたいポイントですね。

医療ドラマやドキュメンタリーの影響力
最近は現実感のある凝った設定の医療ドラマや救急病院の様子を追うドキュメンタリーが定期的に放送されています。よく扱われる「お産の現場」は大体緊急を要するケースやドラマの場合、難産だったり。そのため、女の子が結婚したくないと言う場合、意外にも一番多かったのが「結婚して子どもを産むのがこわい。痛そう」という声でした。子どもの中では、結婚=出産と直結している子が多いようです。苦しいお産の先にある我が子との対面よりも、リアルに苦しむ陣痛の様子は相当インパクトがあるのでしょう。メディアの弊害を改めて感じる声でした。

両親の仲良し度が結婚に対する前向き度に
子どもの前で夫婦喧嘩をすると良くないというのは定説ですが、仮面夫婦やお互いを見下すような夫婦も子どもにはよろしくないようです。記事を書くにあたって今回リサーチした結果、「親が仲良し」な家庭のお子さんは、100%結婚に対して前向きな希望を持っていました。一方、「親の関係がイマイチ」という子は結婚だけでなく恋愛に対しても疑心暗鬼になっていることが分かりました。「親が仲良くないから、自分は仲良くできる結婚がしたい」と答えた子もいて、できればそういう反面教師にならない夫婦関係を作りたいものですね。

未来を生きる子どもたちが結婚に対して前向きになれるように、生活や夫婦関係を振り返ってみてはいかがでしょうか。

PHOTO/Fotolia

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